あの時、このひと言
「21世紀最初のインターハイで金メダルを勝ち取った崔選手。彼の胸に輝く金メダルは、民族教育の誇りであり、勝利でもある。われわれの2つの握りコブシは、学校と同胞、そしてOBらに支えられ、日本全国の頂点をつかんだのだ」(大阪朝高ボクシング部の梁学哲監督。熊本県で開催された全国高等学校総合体育大会・ボクシング競技で崔日領選手が初優勝、本紙に感想を寄せた)
◇ ◇ 「12年ぶりに平壌に来てみると、当時のことが昨日のことのように思い浮かびます。白頭山から板門店まで行進したこと、ハンスト闘争を繰り広げた日々、温かく私を迎えてくれた同胞たちの姿…」(89年、全大協代表として訪北した林秀卿さん。民族統一大祝典に参加するため15日に平壌に入り) ◇ ◇ 「(南の)お客さんたちはよく統一の話をします。もっと大きな船を造って北南を往来しようなどと。その言葉一つ一つから、南朝鮮の人々が必ず統一を実現せねばならないと思っていることを感じます」(大同江を走る遊覧船「平壌1号」の李錦玉支配人。17日、統一大祝典参加の南代表の乗船に際して) |