短信


儒学者ら、日本の歴史わい曲を糾弾

 成均館儒道会大邱本部をはじめとする儒学者団体は、「韓」日併合が公にされた「国恥日」である29日、大邱にある国債補償運動記念公園で、日本の歴史わい曲と軍国主義復活策動を糾弾する「日本の歴史教科書わい曲糾弾決起大会」を開いた。

 大会に参加したおよそ300人の儒学者らは、軍国主義の復活をもくろみ、歴史教科書をわい曲した日本政府を糾弾し、戦犯の位牌がある靖国神社を参拝した日本の首相を非難する決議文を採択した。

 大会終了後参加者らは市内を行進しながら、日本による歴史わい曲などを糾弾する運動に市民らが参与することをアピールした。

 ある関係者は「わが民族にとって歴史的に大きな意味を持つ『国恥日』を迎え、李朝末期抗日運動の先頭に立って闘った儒学者たちの精神を受け継ぎ、すべての市民がこの運動に参加するきっかけを作るために大会を開いた」と話した。

労働者が議員会館の屋上でデモ

 28日の午後、「韓国」通信の契約職員7人が国会議員会館の屋上で奇襲デモを展開した。

 彼らは屋上で、「政府は『韓国』通信の契約職問題を即時解決しろ」などと書かれた横断幕を掲げ、200余枚のビラを撒きながらデモを続けたが、国会警備隊によって全員が連行された。

 一方、ソウル国民銀行の前で集会を開いていた民主労総所属の労組員300余人は、奇襲デモが行われていた国会への道を警察によって阻まれた。

 民主労総の労組員たちはこれに先立ち、同銀行の前で記者会見を行い、非正規職問題の迅速な解決を政府に求めた。

 記者会見で労組員らは「政府の『IMF卒業』宣言にもかかわらず、非正規職につく労働者たちの苦痛は依然続いている」としながら、非正規職につく労働者の生存権を保障する法改正などを要求した。

言論労組、平壌祝祭報道の謝罪声明発表

 全国言論労働組合は28日、平壌で開かれた2001年民族統一大祝祭の報道と関連し、声明を発表した。声明文は、「平壌訪問団が大きな成果を収めたのにもかかわらず、言論各社は一部の参加者らによる突出行動だけをクローズアップし、最低限守るべき事実報道のバランス感覚と時代的な良心に背いてきた」と批判した。

 同時に「言論に従事する者の代表団体として国民に謝罪し、95年に言論労組・記者協会などが公表した『統一言論実践共同宣言』と、昨年8月に合意された南北言論各社の社長団による共同合意文を順守することを決意する」と表明した。

市民が米軍戦車訓練場で座り込み

 京畿道坡州市パピョン面の住民50余人が28日、在「韓」米軍の戦車訓練場の入り口に座り込み、米軍戦車20余台を前にしてデモを行った。

 住民たちは、「米軍は16日に『戦車で住民を殺しても責任はない』と発言したことに対して正式に謝罪し、騒音をはじめとする住民被害の対策を早急に講じること」などを要求した。

元「慰安婦」ハルモニのための人権キャンプ

 「韓国」挺身隊問題対策協議会は30日からの2泊3日間、済州道で「日本軍『慰安婦』ハルモニと共にする人権キャンプ」を行っている。

 このキャンプは、来月から本格的に始まる元「慰安婦」ハルモニたちへの心理治療事業の初行事で、ソウル、京畿、全州、大邱などから25人のハルモニたちと、25人のボランティアが参加している。

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