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金剛山歌劇団、全国公演がスタート

岐阜皮切りに3300人観覧

 金剛山歌劇団の今年度の全国公演が25日の岐阜市を皮切りにスタートした。会場となった岐阜市民会館大ホールでは、昼夜2回にわたり公演が行われ、3300余人の同胞、日本市民らが朝鮮の歌と踊りを堪能した。

 公演に先立ちあいさつした実行委員会の呉博俊委員長は、「日本人、朝鮮人問わず、豊かな文化生活を営むためには歌と踊りは欠かせない。国際化が進む中、隣国の朝鮮文化を知る機会にして欲しい」と述べ、公演が朝・日友好親善をはかるきっかけになることを願うと語った。

 公演は1部「民族音楽の響き」、2部音楽舞踊組曲「金剛山の四季」の2部構成。同歌劇団は12月中旬まで日本各地で公演する。(特集欄に記事)

山口県の朝鮮学校、きらら博で公演

朝鮮舞踊、サムルノリ披露

 山口県阿知須町で開催中の山口きらら博(〜9月30日)に山口県下の朝鮮学校生徒が出演し、朝鮮舞踊や歌、サムルノリなどを披露した。

 山口朝高は23、24日、宇部初中は25、26日、下関初中は28日、徳山初中は29日に出演。山口朝高の舞踊、カヤグム、吹奏楽部の生徒らは、会場内にある国際交流館フェスティバルステージで朝鮮舞踊「統一を呼ぶヘダンファ」、重唱「故郷の春」、サムルノリなどを披露、2日間にかけて600人が観覧した。

 南朝鮮から来た同胞は、「異国で育った子供たちが立派に育っている姿を見ることが出来て本当にうれしい」と感激した様子だった。【山口朝高】

ソン・ウンヒが金

北京ユニバーシアード女子体操・跳馬

 朝鮮のソン・ウンヒ選手が26日、北京で22日に開幕した第21回世界大学生スポーツ競技大会(ユニバーシアード)の女子体操種目別跳馬で金メダルを獲得した。競技には41ヵ国、地域から60余人が参加した。

 一方、アン・クムエ選手は女子柔道52キロ級で、パク・チョルス選手は男子柔道73キロ級で、リ・オクリム選手は女子10メートル高飛び込みで3位に入賞。女子卓球団体、女子体操団体でも3位を獲得した。

 今大会には、朝鮮の100余人を含む世界168ヵ国、6800余人が参加している。(朝鮮通信)

訪朝のFAO総局長と金永南委員長が会見

 朝鮮最高人民会議常任委員会の金永南委員長は28日、国連食糧農業機関(FAO)のジャック・ディウフ総局長一行と会見した。ディウフ総局長は同日、平壌に到着、29日に帰国した。(朝鮮通信)

祝祭共同報道文履行へ

民和協が実務協議提案

 ハンナラ党の一部勢力が平壌で行われた民族統一大祝祭に参加した南側代表の活動を犯罪視していることと関連し、民族和解協議会(民和協)スポークスマンが28日、声明を発表。

 声明は、「南側代表の活動を犯罪視するのは、6.15共同宣言の精神に反するもので、祝祭の成果をわい小化し、統一気運を盛り下げ、北南対決を政争に利用しようとするもの」だとハンナラ党を非難した。

 一方、祝祭期間に合意された事項を履行するのに務めるとしながら、北南が合意した共同報道文の諸般の事項を実践に移すため、当該団体の実務協議を早急に行うべきだと提案した。(朝鮮通信)

全国青年科学技術展示会、平壌で開幕

 全国青年科学技術展示会が23日、平壌の3大革命展示館で開幕。350件の情報技術製品など5570余種、8700余点の発明、技術革新案、資料などが出品された。同日行われた開幕式には、朝鮮労働党の金仲麟書記らが参加。(朝鮮通信)

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