同胞コミュニティー東西南北

「民族の魂」分かち合う

朝青山口宇部小野田支部「チャンダンクラブ」(仮称)

ここに注目!

練習は自己流
◆目標は「1曲を完璧に」
◆クラブ名募集

 毎月第2、第4水曜日の午後7時半を過ぎると総聯宇部小野田支部の朝青室には、「アンニョンハセヨ(こんにちは)」という元気な声と共にメンバーたちが次々と集まってきます。

 多くのトンポ(同胞)たちが少しでも「民族の魂」に触れる機会を作りたいという思いから、今年の4月に結成したわが「チャンダンクラブ」(仮称)。当初は8人だったメンバーも、現在は11人に増えました。

 結成にいたるきっかけになったのは昨年の1月、地域の同胞青年の成人式を盛り上げようと、朝鮮民謡にあわせてチャンゴ演奏を披露したことです。その後は支部事務所の新築記念イベント、宇部・小野田トンポフェスティバルなど、県下で行われるさまざまな行事に出演してきました。

 練習時間は1時間。チャンゴやケンガリなどの民族打楽器は宇部朝鮮初中級学校から借ります。イベント出演の前などは宇部初中の教員から指導を受けますが、普段は自己流で叩いています。当面の目標は、1曲を完璧にこなすことです。

 最近、私たちの姿を見た同胞から「やっぱり若い子の力は違うね」「なんか知らんけどパワーをもらったよ」などと声をかけられることも増えました。そんな時のメンバーの顔には、満足感があふれます。イベントなどで、私たちが繰り出すチャンダンのリズムにあわせて踊り始める同胞の姿を見ると、チャンゴを叩く腕にもよりいっそう、力が入ります。

 今後、同胞が集う場にもっとたくさん登場し、みんなで「民族の魂」を分かち合いたいです。

 この場を借りてひとつお願いがあります。わがクラブには、まだ正式な名前がありません。「いい案がある」という方はご一報を。よろしくお願いします。

 朝青宇部小野田支部=山口県宇部市助田町1―28、TEL  0836・21・4819
(クラブ責任者)

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