同胞コミュニティー東西南北

楽しく歌い同胞にも喜び

東京・朝青大田支部 重唱クラブ

ここに注目!

結婚式や大会記念公演など
講師は朝鮮歌舞団の元団長
振り付けも重視

 わが重唱クラブは、6月に行われた朝鮮青年同盟第19回大会2部の支部対抗ウリノレ(朝鮮の歌)競演に出場し、朝鮮新報の紙面を飾った、あのクラブです。ご記憶の方もいらっしゃるでしょう。

 わが重唱クラブは、1997年9月に行われた大田同胞大音楽会「大田同胞芸術の夕べ」で、総聯や女性同盟などと合唱団を組んだのを機に結成されました。以来、8.15(祖国解放記念)夜会や地域の同胞青年の結婚式など、同胞たちが多数集まる場で活躍しています。

 一昨年、毎年秋に行われる芸術競演大会(関東ブロック)に出場して銀賞に輝いたほか、98年の朝青18回大会記念公演などの大舞台に招待された経歴を持っています。

 私たちは出演が決まると、それまでの3週間はほぼ2、3日おきに、神奈川朝鮮歌舞団の元団長を招いて集中的に指導を受けます。

 現在のメンバーは15人ほど。ほとんどが男性でそれぞれが職についているため、練習開始時間は遅くなります。そのうえみんな真面目で熱心なため練習が夜9時を過ぎることもざらで、テンションがあがると12時を回るときもあります。

 そんな私たちのモットーは、「ウリノレを楽しく歌い、同胞を喜ばせること」。だから、歌の練習もさることながら、間奏用の振り付けの練習にもかなり時間をかけます。常に、何か新しいことをしようと皆がアイデアを出すのです。それが理由なのかどうかは分かりませんが、みんな、クラブに飽きることがありません。また若いメンバーが増え、重唱クラブを通して朝青の活動に参加する人も増えています。

 自分自身が楽しめて、同胞に喜ばれ、同胞コミュニティーの活性化につながる――。まさに、自慢のクラブです。今後も、更なるレベルアップを目指していきます。

 読者の皆さん、ウリノレっていいですよ!(メンバー一同)

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