あの時、このひと言


 「(娘の)華蓮が、同級生たちと真の兄弟のように仲良くしている。自分のことを『ナ』(私)といいながらその日に習ったウリマル(朝鮮語)を使って一生懸命話す姿を見ると、本当に朝鮮学校に通わせてよかったと思う」(今年の春、娘の華蓮ちゃんを福島朝鮮初中級学校に入学させた福島県郡山市在住の金世一さん。自身は、同校が創立された1971年に入学した)

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 「過去に日本は朝鮮に対してあまりにも大きな罪を犯しました。マスコミ報道を通じて、過去の清算を国交正常化の前提とする朝鮮の主張は大体知っていましたが、実際に国民の声を聞き、この問題を自分自身の問題としてより深く考えるようになりました」(日本のNGOである「ピースボート」が組織した訪問団の一員として訪朝した辺見陽子さん)

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 「…世代交代ができないのは、私たち若い世代にそれだけの力がないからだ。祖国と民族、総聯を愛する気持ちは1、2世に勝てない。新たなものを創造する力も弱い。…朝青が解決しなければならない問題は、水準の向上だ」(朝青東京・葛飾支部の「昶烈委員長)

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