あの時、このひと言
「米国が統一のムードに水を指しているということに、民衆も気づいている。南北の統一の実現が近づけば近づくほど、韓国にはもちろん日本にも米軍が駐屯する理由がないことに気づかされるのだ」(南朝鮮の京畿道・梅香里住民らの反米軍闘争をテーマにしたドキュメンタリー映画梅香里の西山正啓監督)
◇ ◇ 「民族の尊厳を守るのは各個人だ。…この国の人たちは民族の尊厳は党、国家、軍隊が守るものだと考えがちだが、結局は各個人のたたかいが、原則をしっかりと掲げていくための第一歩となる」(『苦難の行軍』時期の朝鮮を描いた映画『民族と運命第52〜56部―昨日、今日、そして明日』の演出家、パク・キョンジュ氏) ◇ ◇ 「国を統一させて一日も早く故郷に行こうと、これまで総聯の活動をがんばってきた。そして昨年の6.15があって、こうして故郷に来ることができ、息子や2人の弟にも会えた。今後、どんどん情勢はよくなることだろう。もう統一への道は始まっている」(第5次総聯同胞故郷訪問団に参加し、済州道を訪れた玄文昌さん=76、岩手・盛岡市在住) |