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朝大卒の金昶基、黄鐘日さん東大大学院に合格

門戸開放後初  神戸大、東京農工大も

 朝鮮大学校(東京・小平市)卒業生が初めて東京大学大学院修士課程に合格した。今春、同校理工学部物理学科を卒業した金昶基、黄鐘日さん(ともに科協東京支部所属)で、金さんは工学研究科都市計画課程に、黄さんは新領域創成科学課程に合格した。21日に発表された。

 また、同校研究院に在学する金憲誠さんが神戸大学大学院、徐世奈さんが東京農工大学大学院にそれぞれ合格した。

 各大学院が独自に受験資格を認めるようにした文部省(当時)の決定(1999年7月)によって朝大卒業生の国立大大学院受験の道が開かれて以来、朝大卒業生が修士課程に合格、入学した国立大学大学院は、東京大、京都大、北海道大、名古屋大、神戸大、東京農工大、電気通信大、東京学芸大の8校になった。

 朝大理工学部の卞在俊学部長は、「朝大の実力が実証された。学生もよく頑張ったと思う。全教職員が喜んでいる」と話す。

第5回在日同胞女性中央ゴルフ大会  熊本・阿蘇

福岡県下の朝鮮学校に100万円寄贈

 第5回在日同胞女性中央ゴルフ大会(同実行委員会主催、陳永禮委員長)が18、19日、熊本県の阿蘇プリンスホテルゴルフ場で行われ、金昭子・女性同盟中央委員長ら日本全国から150余人の同胞女性が参加した。近年、同胞女性の中ではゴルフ愛好家が増え、各地の女性同盟本部ではゴルフクラブが結成されている。地域での盛り上がりを象徴するように、大会には20代から70代まで幅広い同胞女性たちが参加した。

 参加者は17日の前夜祭で歌と踊りに興じ、18日から競技を楽しみながら交流を深めた。表彰式では上位入賞者と「21世紀賞」などの各賞が授与された。また、実行委員会の名前で福岡県下の朝鮮学校に100万円が寄贈され、2003年に北海道で第6回大会を開くことも発表された。

 競技成績は次の通り。【団体】@愛知A岐阜B大阪 【個人】@文幸子(兵庫)A崔淑美(愛知)B安和子(長野)(女性同盟中央)

米テロ事件・自衛隊派遣  活動範囲拡大に警戒

朝鮮中央通信論評

 米国で発生したテロ事件を契機に、日本が米軍の軍事的攻撃に対する支援策を発表したことと関連して、24日発朝鮮中央通信は次のような論評を発表した。

 支援策の要点は、米軍に対する兵たん支援の名目で自衛隊を公式に海外に派遣することである。

 米テロ事件の根源を除去するため、国際社会が努力を傾けることは、いかなる形態のテロにも反対するという各国の正しい政策の選択と言える。

 しかし、日本の行動について周辺国が警戒心を高めているのは、日本の意図がテロ防止や根源の清算に基本目的を置いていないからだ。

 日本の目的は、米国でのテロ事件を契機に自衛隊の活動範囲を拡大し、アジアを再び侵略するための法的、制度的体制を整えることにある。実際、日本最高当局者が発表した支援策が施行されれば、日本は自衛隊を全世界に派遣することが可能となる。これは決して、テロ防止問題だけに限って見る問題ではない。(朝鮮通信)

KEDO代表団が訪朝

 朝鮮と朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)間の軽水炉提供協定履行のため高位級会談に参加するKEDO代表団が25日、平壌に到着した。(朝鮮通信)

ロシア初任大使、金委員長に信任状提出

  アンドレイ・カルロフ駐朝ロシア新任大使が25日、朝鮮最高人民会議常任委員会の金永南委員長に信任状を提出した。金委員長は新任大使と懇談した。(朝鮮通信)

モンゴル外務省代表団が訪朝

 バサンジャビン・カンボルド国務書記を団長とするモンゴル外務省代表団が25日、平壌に到着した。(朝鮮通信)

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