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昨年の奮闘振り返る

平壌で迎春の集い「12月の誇り」 在日同胞児童生徒も出演

 【平壌発=文光善、李松鶴記者】朝鮮の年越しの恒例行事、2002年を迎える学生少年たちの迎春の集い「12の月の誇り」が1日、平壌の万景台学生少年宮殿で行われた。

 公演は昨年、強盛大国をめざした朝鮮人民の奮闘ぶりを月別にふりかえる形で進められ、歌や舞踊、民族楽器、アコーディオンの重奏など、よりすぐりの演目が数多く披露された。

 集いには、各地の朝鮮学校から選ばれた在日同胞の子供たちも出演。在日朝鮮学生少年芸術団として創作舞踊「世界で1番大きな家」を披露した。在日同胞児童生徒の出演は今回で15回目だ。

 兵庫・西播朝鮮初中級学校のキム・テジョンくん(中3)は、「各地の学校から集まった133人の仲間たちと祖国の舞台に立てたこと、これが祖国が僕たちにくれた最大のプレゼントです」と喜びを語っていた。

金正日総書記、新年に際しロシア大使館訪問

 金正日総書記は新年に際し6日、駐朝ロシア大使の招きで同大使館を訪問、カルロフ大使と大使館員らが出迎えた。金永春朝鮮人民軍総参謀長、金鎰武l民武力相、延亨黙朝鮮国防委員会委員、朝鮮労働党中央委員会の鄭夏哲、金己男書記、朝鮮労働党中央委員会の池在竜国際部副部長らが同行した。

 総書記は、招待してくれたことに対して謝意を表し大使館員らと記念撮影した。カルロフ大使が総書記のために晩さん会を開き、大使館員らによる芸術小公演が行われた。(朝鮮通信)

主席誕生90年で大赦

最高人民会議常任委政令

 最高人民会議常任委員会は昨年12月13日付で次のような政令を発表した。

 1、金日成主席の誕生90周年(2002年4月15日)にあたり、祖国と人民に罪を犯し労働教化刑を受けた者に大赦を実施する。

 2、大赦は2002年1月から実施する。

 3、内閣と当該機関は、大赦によって釈放された人々が落ちついて働き、生活できるよう実務的な対策を講じるだろう。(朝鮮通信)

朝銀再生妨害、総聯を中傷

朝日新聞のひぼう記事 各組織の活動家、強く抗議

 朝日新聞が昨年12月27日付夕刊、28日付朝刊で「朝銀の再生には総連と決別」する必要があり、そうでなければ公的資金投入に対する「納税者の理解を得られない」など、朝銀の再生を妨害し、総聯をひぼう・中傷する悪意に満ちた記事をふたたび掲載したことに対し昨年12月28日、総聯中央と東京都本部、商工連合会、朝青、女性同盟の活動家たちが東京・築地の東京本社を訪ね強く抗議した。

 同日、一行は同社広報室副室長と会い、同紙が民族教育を冒とくするなど、一連のわい曲報道に対する在日同胞たちの抗議の声に耳を傾ける代わりに今回、総聯に焦点を合わせた悪宣伝を繰り広げたことは絶対に許せない、と糾弾した。

 そして、朝日新聞が行っている世論操作は在日同胞たちの生活と企業を守り、後押しする民族金融機関としての信用組合の存在を否定する反総聯、反同胞的な行動であると指摘。即時謝罪を強く求めた。

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