朝鮮は活力のある国

ロシアの「サブトラ」紙が指摘


 ロシアの「ザブトラ」紙(第52号)は、「赤い朝鮮」と題する記事を掲載、次のように指摘した。

 朝鮮民主主義人民共和国は崩壊するとの西側の予測に反して今も健在であるが、その秘訣は現代世界に対応する朝鮮の能力にある。

 朝鮮は活力のある国で、新たな条件のもとで生き、発展できるように準備されている。

 朝鮮は自国の力と技術で初の人工衛星である「光明星1号」を打ち上げた。これは、21世紀への突破口を切り開いていく朝鮮の計画的な一部分に過ぎない。

 こんにち、確信をもって言えるのは、戦後強力な工業の土台を築いた朝鮮が近いうちに工業発展のすべての部分を備えることができるということである。

 同紙は、朝鮮の教育政策などに言及し、次のように続けた。

 狡猾(こうかつ)な米国人は、1994年に朝鮮に軍事的用途とはもっとも縁遠い技術をもつ2基の軽水炉を建設することに同意した。

 当時、米国は朝鮮の社会主義体制が必ず崩壊すると考えた。

 ところが、優れた政治指導者である金正日総書記によって同国の国家制度は揺れなかったばかりか、総書記の指導のもと、むしろいっそう強化された。

 チュチェ思想は、国を解放し、米国の侵攻に打ち勝ち、新しい社会主義国家を建設するうえで旗印となった。

 朝鮮の統一は、全朝鮮人民の悲願であり、朝鮮民族は統一への念願とともに統一が必ず実現されるとの希望を抱いて生きている。

 統一した朝鮮は、7000万人の人口と強力な軍隊、そして宇宙を征服できる最新のコンピューター技術で装備された工業と巨大な商業および軍事戦略的潜在力を有した強国となり、膨大な天然資源をもつことになるだろう。

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