短信
「朝鮮大百科事典」全30巻が完成
このほど「朝鮮大百科事典」(全30巻)が完成したと、労働新聞が伝えた。 「世界に誇るべき民族の財宝」と題する見出しを掲げた同紙によると、科学百科事典出版社で「朝鮮大百科事典」の編さんが始まったのは14年前。以来金正日総書記の20余回にわたる貴重な教えを受けながら、全国の有能な科学者、技術者、専門家が一丸となって協力し、この膨大な国家的プロジェクトの完成を見たのだ。 「朝鮮大百科事典」には朝鮮はじめ各国の歴史、文化、自然、地理、風俗、伝説、人物、そして最新科学技術資料にいたるまですべて掲載されている。見出しだけでも10万余、朝鮮語の字母順に配列されている。収録されたさし絵、図、写真だけでも2万5000余点、人名だけでも5200人(朝鮮関係は1500人)が収録されている。 また、今回の編さんにあたって第サT巻を総索引として編集し、読者の便宜をはかった。 さらに、版元とKCC(朝鮮コンピューターセンター)が共同で「朝鮮大百科事典」のCD化を進めている。(朝鮮通信) 多くの劇映画を昨年創作 朝鮮では昨年、多くの映画芸術作品が創作、完成された。朝鮮劇映画製作所では、シリーズ「民族と運命」の続編、「昨日、今日、そして明日」(1〜5部)が完成。この映画は90年代の「苦難の行軍」期を背景に革命的信念を守る人々の闘いぶりと生活を掘り下げている。 さらに強盛大国建設に奮闘する勤労者を描く「慈江道の人々」「大紅瑞責任書記」(2〜6部)、「道を開けろ」なども完成した。(朝鮮通信) |