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各級朝鮮学校教員4地域ブロック別に教育研究集会

ソンセンニンたち熱心に議論

 各級朝鮮学校教員の教育研究集会が25、26日、東日本、東海・北信、近畿、中四国・九州4ブロック別に開かれた。

 26日、東京朝鮮文化会館で開かれた東日本ブロック集会であいさつした総聯中央の徐萬述議長は、教育部門担当者の今年の課題として、@子どもたちを統一祖国、在日同胞社会を支える力ある人材に育てるA児童生徒数を増やすB民族教育の権利拡充に努めるC学校運営の正常化を図るD民族教育、学校を拠点とした同胞社会構築に寄与する――の5点をあげた。同日、神戸朝高で行われた近畿ブロック集会には許宗萬責任副議長、愛知中高で行われた東海・北信ブロック集会には南昇祐副議長、25日、北九州朝鮮初中級学校で行われた中四国・九州集会にば令鉉副議長が参加し、あいさつをした。

 各集会には朝鮮幼稚園、初中高級学校の教職員、関係者らが参加。分科別にレポートを発表して経験を交換しあった(写真は東日本の初級部国語分科)。なお各集会では、各種模範学校や模範教授者などの表彰も行われた。

朝信協が解散

今年3月めどに

 在日本朝鮮信用組合協会(朝信協)は28日、2002年3月末をめどに解散することを発表した。

 朝信協は1953年の創立以来、民族金融機関の発展のために尽力してきたが、バブル経済の崩壊とともに経営難に陥った会員組合が相次いで経営破たんし、今般の事態から、会員組合の経営の独立性や朝信協と会員組合との関わりあいが大きく問われ、朝信協のあり方そのものも検討されてきた。朝信協内部では、事態を真しに受け止め、こうした事態を再発させないためにも、何をどう改善・改革すべきかなどが討議されてきた。

 その結果、朝信協の改善や改革では同胞組合員、会員の理解と信任を得ることができないと判断し、解散が一連の批判に応えるための責任ある措置であるとの結論に達した。

 解散にあたっては、弁護士や公認会計士などを交え、手続きの透明性を図る。また、各地域の朝銀信用組合の経営には何ら影響を及ぼさない。

 同日、金学守会長代行名義で発表された談話で朝信協は、各地の民族金融機関が、役職員一丸となった経営努力により同胞の期待に応えることを確信するとともに、近畿と関東地方で設立準備をしている民族金融機関が、1日も早く設立されるよう願うとしている。

3大アピール、提案支持し相つぎ談話

 今年、民族団結と祖国統一を促すための朝鮮政府・政党・団体合同会議の3大アピール、3大提案を支持して朝鮮社会民主党の金永大委員長(23日)、天道教青友党の柳美英委員長(24日)、金日成社会主義青年同盟の金慶虎第1書記(26日)、またロシア高麗人統一連合会のリ・ドンチョル委員長、在米同胞西部地域連合会(23日)らがそれぞれ談話を発表した。

 金委員長はその中で、3大アピール、3大提案は今年必ず6.15共同宣言のもと、北南関係の進展と祖国統一運動において今一つの大きな歩みを踏み出す全民族の強い志向と確固たる意思を反映、その近道を明示していると指摘した。(朝鮮通信)

汎民連北側本部中央委第10回総会

 祖国統一汎民族連合北側本部中央委員会第10回総会が24日、平壌で開かれ、議長団メンバーと中央委員らが参加。「2001年度の活動状況総括と今年の課題について」「議長団メンバー、中央委員会の解任ならびに補選について」討議された、今年の課題について、3大アピールと3大提案を貫徹するうえで積極的に立ち上がっていくことが強調された。(朝鮮通信)

金永春人民軍総参謀長、中国新任大使と会見

 朝鮮人民軍総参謀長の金永春次帥は23日、表敬訪問した武東和・駐朝中国新任大使と会見した。

 朝鮮人民軍の将官と軍官、駐朝中国大使館武官が同席した。(朝鮮通信)

朝ロ外交官の交歓会

友好・善隣関係拡大を

 新年にあたり、ロシア外務省職員との交歓会が18日、ロシア駐在朝鮮大使館で行われた。

 乾杯の音頭をとったロシアのイワノフ外相は、2000年7月と2001年8月のロ朝両首脳の対面によって、両国の関係は質的に新たな性格を帯びることになった、と次のように指摘した。

 モスクワは、金正日国防委員長が平壌駐在のカルロフ大使と大使館に払った特別な関心を、きわめて貴重なものと見なしている。

 両国が選択した互恵の関係発展に関する路線はこんにち、朝鮮とロシアの人々にとって、きわめて切実な朝鮮での安定と平和を強固にするためのさらなる裏づけになる。

  ロシア外務省は今後も、両国人民の友好および善隣関係の拡大と発展のため、全力をつくすことを確言する。(朝鮮通信)

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