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リ・ソンフィ(女子重量挙げ)、ホン・オクソン(女子柔道)、射撃女子団体で金、南もラグビー、セパタクロー、柔道で
第14回アジア大会 【釜山発=琴基徹、千貴裕記者】女子重量挙げ53キロ級のリ・ソンフィ選手と女子柔道57キロ級のホン・オクソン、射撃(ライフル)伏射女子団体でパク・ヨンフィ、リ・ヘギョン、キン・ムンファの北の選手らが金を獲得した。 また、体操女子団体、重量挙げ男子62キロ級のイム・ヨンス、女子柔道63キロ級のチ・ギョンスン、射撃(ライフル)女子のパク・ヨンフィ選手らが銀を、女子柔道52キロ級のケ・スニ、射撃(ライフル)50メートル男子団体、射撃(ピストル)50メートルのキム・ジョンス、射撃(ライフル)女子のリ・ヘギョン選手らが銅を獲得した。 また、北の男子サッカーは1日のパキスタン戦で5―0と圧勝、勝ち点を6とし決勝トーナメント進出をほぼ手中に収めた。一方、女子サッカーも2日に行われたリーグ初戦で日本を1−0で下し、好スタートを切った。 男子体操は団体で4位に入賞、男子卓球団体は1日の予選でモンゴルから白星を勝ち取った。女子卓球団体はモンゴルとウズベキスタンから勝利を収めたものの、日本に敗北を喫した。 ソフトボールは3試合を消化し、1勝2敗の成績、男子バスケットは予選リーグ1勝1敗となっている。 一方、南の選手らもセパタクローや7人制ラグビー、フェンシング、柔道などで金を獲得した。 2日現在、北のメダル獲得数は金3、銀4、銅4の計11。一方南は金10、銀12、銅18の計40となっている。 同胞社会に理解と協力を 千葉地域商工会、福祉車両寄贈 千葉県千葉地域商工会が社会福祉法人千葉市社会福祉協議会(社協)に福祉車両を寄贈し、その贈呈式が1日、千葉市中央区のハーモニープラザで行われた。千葉地域商工会では地域社会の社会福祉向上のため、6年前から車イスや介護用電動ベッド、車両などを寄贈してきた。贈呈式には商工会の安敬一理事長、黄金錫総務部長、県商工会の柳慶秀総務部長のほか、総聯千葉支部の李箕煥総務部長、千葉朝鮮初中級学校の崔士俊教育会会長らが参加した。 社協の成毛史夫副会長は、「車両は高齢者介護とその啓蒙活動で積極的に活用したい。隣人同士助け合うというのが介護の精神。朝鮮学校での福祉教育にも役立てていく」と話した。 安理事長は、地域社会との融合のため貢献したいと述べながら、朝鮮学校への助成金、同胞高齢者の無年金問題などについて理解と協力を求めた。 日本の過去清算と冷静な対応がカギ 緊急シンポ「ピョンヤン首脳会談の意味を考える」 緊急シンポジウム「在日朝鮮人の視点からピョンヤン首脳会談の意味を考える」(主催=在日本朝鮮社会科学者協会)が1日、東京・御茶ノ水の中央大学駿河台記念館で行われ、韓桂玉大阪経済法科大学客員教授が基調報告を、康成銀朝鮮大学校歴史地理学部教授、姜日天在日本朝鮮社会科学者協会常任理事、厳正彦朝鮮新報社編集局副局長らがそれぞれコメントした。 韓氏は、朝・日平壌宣言の内容に触れながら、朝鮮側の路線転換について言及すると共に今後の朝・日関係は日本の過去の清算がカギであり、冷静に対処していくことが肝要であると述べた。 また、コメンテーターの3氏はそれぞれ、「歴史問題と懸案問題」(康氏)、「国内経済改革と朝日関係」(姜氏)、「ピョンヤン首脳会談と朝日・朝米関係の今後」(厳氏)について話した。 自主平和統一実現に全力 開天節共同行事南側代表団 檀君民族統一協議会の招きで、開天節記念民族統一行事に参加する南の開天節記念民族共同行事準備委員会のハン・ヤンウォン委員長を団長とする南側代表団が1日、平壌に到着した。 代表団は、天道教中央総部、大ア教総本部、民族宗教協議会、民族団体連合、檀君学界など各社会団体の代表、宗教界、学界人士らで構成されている。 空港で、檀君民族統一協議会の柳美英会長と同協議会メンバー、関係者が出迎えた。ハン団長は空港で到着声明を発表した。 声明は、今回の民族共同行事が、わが民族が統一の道へともに行進する契機になるものとの確信を表明し、代表団の平壌訪問を通じて自主的で平和的な祖国統一を実現するために全力を尽くす、と指摘した。(朝鮮通信) 「2002MBC平壌特別公演」開催 南の文化放送(MBC)公演団の「2002MBC平壌特別公演」が9月27日と29日、東平壌大劇場で行われ、民族和解協議会の金永大会長、天道教青友党の柳美英委員長、関係者、芸能人、市内の勤労者、MBCの金重培社長らが鑑賞した(=公演の詳報)。 同公演団一行は日程を終え30日、平壌を発った。空港で朝鮮アジア太平洋平和委員会の李種革副委員長、宋錫煥文化次官、朝鮮中央放送委員会の楊時雲副委員長らが見送った。 一行は滞在期間中、平壌市内をはじめ白頭山、妙香山、国際親善展覧館、普賢寺などを参観、民族歌劇「春香伝」を鑑賞した。(朝鮮通信) 中国外務省代弁人、新義州特別行政区を歓迎 中国外務省スポークスマンは24日の記者会見で、朝鮮で新義州特別行政区が設立されたことを支持、歓迎すると強調した。 さらに、伝統的に朝鮮との善隣関係を結んでいる中国は、両国とこの地域の共同の発展を促すため、互恵の協力を強化していく用意がある、と言明した。(朝鮮通信) ルワンダ朝鮮新任大使が信任状 金基鳳駐ルワンダ朝鮮新任大使が23日、同国のカガメ大統領に信任状を提出した。 大統領は席上、金正日総書記の精力的な対外活動によって朝鮮の国際的地位が高まっていると述べ、ルワンダ政府は朝鮮との関係発展を重視しており、朝鮮が1日も早く統一されるよう願うと強調した。(朝鮮通信) |