28日、東京で全国交流集会
朝鮮人強制連行真相調査団
「今、朝鮮人強制連行調査は」と題して28日午後2〜6時、お茶ノ水の中央大学駿河台記念館で開かれる全国交流集会の1部「報告・最新の調査から」では、@強制連行・強制労働とは―知られていない北からの被害状況A戦争末期の新たな強制連行―農耕隊B神奈川・千葉・埼玉の強制連行地調査から見えてきたもの―と題する報告が行われる。
2部の「講演」では、茨城大学名誉教授の荒井信一氏が平壌宣言の意義と課題について語る。 3部の「平壌からの告発」では、北の被害者を長期にわたって取材してきたフォトジャーナリストの伊藤孝司氏が報告する。全国交流集会ではまた、日本政府が非公開にしている40万人におよぶ強制連行者の名簿を公開する。名簿を収集した調査団によると、慶尚南北道の被害者ほぼ全員を網羅しており、在日同胞らに肉親、家族の確認を呼びかけている。 19日には留学同兵庫が主催する講演会が神戸市内で開かれる。「北朝鮮被害者の証言」と題して伊藤孝司氏が報告。県中央勤労センターで午後1時半から。 一方、大阪、名古屋、東京で開かれる予定の証言集会は、東京集会が24日から11月に延期された。場所は未定。 大阪集会は21日午後6時から、北区の山西福祉記念会館ホール(主催=心に刻む会、問い合わせ先=TEL 06・6562・7740)で、名古屋集会は23日午後6時半から、中区の名古屋市女性会館ホール(主催=同実行委、問い合わせ先=TEL 052・291・2300)で開かれる。調査団が8月に訪朝して収録した北の被害者の証言などを上映する。 |