「写真で見る民族教育の歴史」-8


 在日同胞たちは、米占領軍と日本当局のあらゆる弾圧と迫害にも負けず民族教育を守り抜くたたかいを続けた。そして1955年5月の朝鮮総聯結成を契機に翌年4月、東京・北区十条に朝鮮大学校を創立した。同大学校の創立は、在日同胞社会において急務の課題であった民族教育を担う教職員や、科学や民族文化をはじめ各分野での人材育成に大きな転換点をもたらした。こうして民族教育は初級部から大学までの体系が確立された。

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