チマチョゴリ友の会朝鮮学校支援のフリマ
出店者とボランティア募集

12月1日 東京・府中公園


 在日同胞への迫害が続いた98年の「テポドン騒動」後、西東京第1、2朝鮮初中級学校を支援し続けている日本の市民団体「チマチョゴリ友の会」(松野哲二代表)が12月1日、府中公園で「朝鮮文化とふれあう集いとフリーマーケット」(後援=東京都、府中市)を開く。4年前から毎年行われており、250の出店、1万人が参加する大規模なものだ。

 9月17日に日本人拉致事件が明らかになって以降、各地で在日朝鮮人の児童・生徒たちに対する暴言・暴力が続いているが、友の会メンバーは繰り返される迫害、在日朝鮮人を取り巻く日本の現状に心を痛めている。イベントは迫害の背景にある歴史認識の問題を受け止め、生活現場での朝・日交流を進めようというもの。当日は250のフリーマーケットの出店を予定しており、西東京第1、2初中の教育会、オモニ会、青商会西東京、女性同盟西東京南部支部が朝鮮料理の模擬店を出す。模擬店の収益金はすべて朝鮮学校に寄付される。朝鮮の音楽演奏、チマ・チョゴリの試着・撮影会のコーナーなど、朝鮮の文化を楽しむ空間も設けられる。

 現在、出店者と会場作りを手伝うボランティアスタッフを募集中だ。

 友の会は朝鮮学校保護者たちへの保護者補助金アップを求める署名運動も進めており、7日にも府中市長あてに提出する。

 日時=12月1日(日)※雨天の場合8日

 場所=府中公園(京王線府中駅下車徒歩10分)※車での来場は断ります。

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 フリーマーケットへの出店を希望される方は住所、氏名、電話番号(あればファクス・携帯電話の番号も)を記入し、80円切手2枚を同封のうえ、〒156―0044 世田谷区赤堤3―12―11(松野哲二方)まで郵送を。案内を返信します。

 主催・問い合わせ=チマチョゴリ友の会(松野方、TEL・FAX03・3321・6677)

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