山で元気!
比良・武奈が岳
(滋賀県、1214m)
固い絆の仲間、武奈のススキを歩く
朝大5期生、固い絆の仲間との久しぶりの旅行。最初のプランは栂池自然公園・白馬大池の紅葉を楽しむ案だったが、二転三転の末、近くの武奈が岳登山になった。その代わり、一点豪華主義に、温泉と夕食は豪勢にする。
登山当日、リフト・ロープウェイで山上駅に着く。出発点の登山ガイド図に武奈が岳西南稜コースは5時間、最長のコースだ。春には真紅の花を咲かせているシャクナゲ尾根を経て中峠までは、快適なトレッキングを楽しむ。中峠を下りきった深谷源流のせせらぎを楽しんだのも束の間、わさび峠への谷間の急登。息も絶え絶えの皆をあと10分、もう5分と休憩もとらず、だましだまし急がせる鬼のリーダーと呼ばれた金相煥、その甲斐あってわさび峠に予定時間どおりに到着。後は武奈が岳の雄姿が一望できるススキのそよぐ尾根道だけだ。 武奈が岳頂上で、持ち寄りの楽しい昼食。崔忠明のリュックからは数々のパンチャン、冷えたビールが5個飛び出す。「重い荷物ご苦労さん、感謝、感謝」。 16時のバスに乗るには時間がない。昼食をそこそこに切りあげ、下りを急ぐ。山上駅に16時に到着。ぴったり5時間、皆よく歩いた。これくらい体力があれば、白馬大池までいける。日本の紅葉で、2番目(?)に美しい栂池・白馬大池の紅葉を固い絆の仲間で見る日が楽しみだ。 雄琴駅にリムジンが迎えにきていた。気分上々で湯元館に入る。温泉よし、料理は最高。長男に嫁いだ嫁の苦労話。紅葉の季節に、全員揃ってモミジを楽しむ話に花が咲く。拉致事件で毎日が肩身の狭い暗い世相。ゆったりした、楽しいおしゃべりが最高のいやしになった。(10月5日、朝大5期生同好会「山楽会」金相煥) 【コースとタイム】山麓駅〜リフト・ロープウェイ〜山上駅〜シャクナゲ尾根〜中峠〜わさび峠〜武奈が岳〜イブルキノコバ〜山上駅、7キロ、5時間 |