ドイツが牛肉寄贈

洪成南総理、感謝の手紙


 朝鮮中央通信によると、ドイツ政府が朝鮮に人道的協力物資として提供する数千トンの冷凍牛肉寄贈式が1日、南浦港で行われた。

 寄贈式には朝鮮水害対策委員会の李容錫副委員長ら関係者、トマス・ゲアベリッヒ駐朝ドイツ臨時代理大使と大使館員、朝鮮に滞在中のドイツ農業省代表らとクリストフ・ビュルク・ドイツ技術協力協会顧問を団長とするドイツ協力代表団のメンバーが参加した。

 寄贈式では演説が行われ、当該の文書が交わされた。

 ドイツ政府は昨年11月から4回にわたって、朝鮮に2万7000余トンの冷凍牛肉を人道的協力物資として寄贈した。

 これと関連し、洪成南総理はこのほどドイツのゲアハルト・シュレーダー首相に手紙を送り、感謝の意を表した。

 洪総理は手紙で、シュレーダー首相と首相を通じてドイツ政府と人民に心からの謝意を表すとしながら、崇高な人道主義理念から提供された協力が、朝鮮人民に大きな力を与え励ましたと指摘した。さらに、両国間の関係が相互利益に即して各分野にわたって引き続き発展するものとの確信を表明した。(朝鮮通信)

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