「統一」思いはひとつ
京都ワンコリア青年ネット、京都まつりのパレードに150人
朝青、留学同、韓青、韓学同による「京都ワンコリア青年学生ネットワーク」が10月27日、「京都まつり2002」(主催=京都まつり開催委員会、後援=京都府、京都商工会議所、朝日新聞社など)の都大路パレードに出演、統一をアピールした。
4団体は00年12月31日から01年1月1日にかけてイベント「ワンコリアカウントダウン21」を開催。団体所属、思想信条を乗り越えて取り組んだ初の試みを通じて多くの出会いが生まれ、きずなが深まった。昨年末に結成された同ネットワークは芽生えた連帯を育むことを目指したもの。6.15北南共同宣言の精神に沿って、同胞青年団体の交流と団結を遂げるための活動を繰り広げている。 今年7月には6.15共同宣言発表2周年と7.4共同声明発表30周年を記念したシンポジウムを450人の参加のもと、開催した。 今回のパレードにも意欲的に取り組み、6月から各団体のメンバーらで実行委員会と事務局を結成し、15回を超える協議を重ねてきた。
パレードには150人の同胞青年らが参加し、御池通の1.2キロメートルの距離を約40分間行進した。 統一旗を先頭に「6.15共同宣言支持! 朝鮮半島の自主的平和統一実現!」と書かれた横断幕、横9メートル、縦6メートルの大統一旗、60人の農楽隊、チョゴリや「One Corea!」と書かれたTシャツを着た学生たちと続いたパレードは、沿道にいた京都市長ら21万人の観衆に祖国統一のメッセージを熱く伝えた。 農楽隊が披露したチャンダンも観衆の目を引き、場を盛り上げた。 参加した学生たちは、「これからも京都から民族の和解、団結のメッセージを発信していこう」「日本の行政や市民団体が主催するイベントに積極的に参加し、日本市民との連帯を図っていこう」など、今まで築き上げたつながりをより強いものにしていきたいと話していた。【朝青京都府本部】 |