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習字を通して民族性養う

女性同盟伊丹支部・習字教室


 21世紀に入りパソコンが急速に普及し始め、字を書くことにあまり興味を持たない人が多くなっています。そういった現実を踏まえ、「書芸」を通じ、字を書く事の素晴らしさや失ってはいけない大切なものを自分たちでもう一度発見し、確認し合おうという目的で「習字教室」は結成されました。

 1998年6月に結成された「習字教室」は今年で4年目を迎えました。現在は6人の女性メンバーで毎週木曜日、支部に集まりみんなで楽しい時間を過ごしています。当初、メンバーのほとんどが初めての方でしたが、年を重ねるにつれ、みるみる上達していきました。

 初めて作品を出品したのが2000年11月3日に行われた第1回西日本高麗書芸研究会書芸展で、メンバーみんながこの日を目標に練習を重ねてきました。当日はとても優秀な作品が出来上がり、今後に向けていい刺激となっただけでなく団結力もいっそう固まりました。

 教室を続ける過程で「『書く』という楽しみを知りました。ストレス解消の場になっています」「習字を習うだけでなく、女盟のオモニたちに子育てや家庭での悩みを打ち明けたりする場になっていて、とてもためになります」などの感想も聞かれました。

 われわれ「習字教室」のモットーは民族の魂を「우리 글(朝鮮語)」に求めていくことです。これからはもっとメンバーを増やし、習字を通して民族性を養い、年に1回は必ず書芸展に出品することを目標に活動していきたいと思います。次は12月14、15の両日に大阪で開かれる書芸展に出品する予定です。(講師・李広子)

 問い合わせ=女性同盟伊丹支部 TEL 0727・82・2590

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