留学同支部委員長のつぶやき ―2―

表彰が大きな励みに

李全美(埼玉大学支部)


 留学同埼玉地方本部は、10月26日に結成6周年を迎えました。その2年後に結成された本支部は全国的に見てもまだまだ歴史は浅く、同盟員も多くはありませんが、先日行われた「分会代表者大会2002」ではなんと「愛族愛国分会」総合表彰を受けるという栄誉に輝きました。私自身大会に参加しながらも、まさか表彰されるとは思っていなかったので、驚きと喜びと「本当に良いの?」というのが正直な感想です。

 埼玉大学支部は、アットホームな雰囲気が持ち味です。また朝高出身者と日高出身者が半々ぐらいの割合でお互いに刺激を与え合いながら活動しています。

 8月初旬に行われた留学同の全国行事「民族サラン! 留学同フェスティバル」では説話と舞踊「アリラン」を披露しました。舞踊経験者が1人しかいないうえ、みんなのスケジュールが合わなず苦労しましたが、合宿などを通じてみんなが団結し、本番では好評を博すことができました。

 朝鮮の分断から解放までを描いた舞踊「アリラン」を踊ることで、出演者全員が民族の悲しみや痛み、解放された喜びやこれからの希望を再認識し、民族に対する思いがより深くなったように思います。またこの行事をきっかけに同盟員同士のきずなも一段と深まりました。

 埼玉地域は各大学がそれぞれ離れており、在学している同胞学生数も少ないため、大学に根ざした支部活動ができていません。そのため定期的な活動がなかなか難しい状況にあります。

 今回受けた「分会代表者大会」での総合表彰はこれからの活動に向けて大きな励みになりました。この表彰に恥じない支部になっていくためにも同盟員がいっそう団結していくことはもちろん、同胞学生のニーズに常に応えられる支部を目指していきたいと思います。

 同盟員を拡大し、同胞学生の生活により密着した身近な支部になるよう、これからも仲間とともに歩んでいきたいと思います。(独協大3年生)

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