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東海大会でMVPに 愛知中級・柳明基くん、全日本ユース選手権に出場 愛知朝鮮中高級学校中級部3年の柳明基くんが、来る12月に開かれる第14回全日本ユース(U―15)サッカー選手権大会に出場することが決まった。 柳くんは中級部サッカー部で練習に励むかたわら、名古屋FCに所属し、同チームの愛知県大会、東海大会優勝に大きく貢献した。東海大会では中心的な役割を果したとしてMVP(最優秀選手)に選ばれた。 全国選手権は12月7日から宮崎県で開催される。柳くんの活躍が期待される。 開城工業地区を設定 最高人民会議常任委政令 11月27日発朝鮮中央通信によると、開城工業地区の設定に関する最高人民会議常任委員会の政令が発表された。13日付の政令は次の通り。 1、開城市に民族経済を発展させていくことを基本とする朝鮮民主主義人民共和国開城工業地区を設ける。 2、開城工業地区は開城市の子男洞、善竹洞、冠訓洞、南門洞、南安洞、銅專エ、北安洞、海運洞、扶山洞、満月洞、雲鶴1洞と高麗洞、恩徳洞、内城洞、駅前洞、龍山洞、雲鶴2洞、徳岩洞、保善洞、紡織洞、松嶽洞、南山1洞、南山2洞、板門郡板門邑、三鳳里、田斎里のそれぞれ一部とする。 3、開城市板門郡板門邑を鳳東里に改め、板門郡の鳳東里、進鳳里、平和里、東倉里、板門店里と三鳳里、田斎里の一部を開城市に、開豊郡解線里の一部を開城市松嶽洞に、板門郡田斎里の一部を仙跡里に統合し、仙跡里を長豊郡に、板門郡三鳳里の一部を上道里に統合。上道里、大蓮里、禾谷里、嶺井里、新興里、月井里、祖江里、臨漢里、徳水里、大龍里を開豊郡に編入し、板門郡は廃止する。 4、開城工業地区では、朝鮮民主主義人民共和国の主権が行使される。 5、開城工業地区内の現開城市街地は観光区域としてのみ活用し、その管理は開城市人民委員会が行う。 6、朝鮮民主主義人民共和国は、開城工業地区開発のための法人と個人、その他の経済組織の自由な投資を許可し、その財産を法的に保護する。 7、中央工業地区指導機関は、開城工業地区が建設され、その管理、運営が活性化するにつれ、工業地区をいっそう増やせるよう当該の対策を講じる。 8、朝鮮民主主義人民共和国内閣と当該機関は、本政令を執行するための実務的対策を講じる。(朝鮮通信) 開城工業地区法を採択 最高人民会議常任委員会は20日付で、開城工業地区法の採択に関する政令を発表した。 それによると、開城工業地区法を採択、内閣と当該機関が地区法を執行するための実務的対策を講じることが明らかにされている。(朝鮮通信) 社会科学院創立50周年記念報告会 社会科学院創立50周年記念報告会が11月28日、平壌で行われ、朝鮮労働党の崔泰福、鄭夏哲書記、最高人民会議常任委員会の楊亨燮副委員長、趙昌徳副総理らと関係者、社会科学院の科学者、従業員、市内の科学者、そして在日本朝鮮社会科学者協会、国際高麗学界の両代表団メンバーが参加した。報告会では崔書記が朝鮮労働党中央委員会の祝賀文を伝達した後、社会科学院の太亨徹院長が記念報告した。 また、社会科学院創立50周年記念社会科学部門の研究討論会が25日、人民文化宮殿で行われ、崔泰福書記と太亨徹院長ら関係者、社会科学院の研究士が参加。 一方、記念行事に参加する在日本朝鮮社会科学者協会、国際高麗学会代表団が26日、平壌入りした。(朝鮮通信) 南ア大統領、対話通じ朝米改善を 南アフリカ共和国のムベキ大統領は11月19日、信任状を提出した朴根光朝鮮大使と会見。大統領は席上、朝鮮の北南関係に言及し、南アフリカは朝米関係が対話を通じて解決されるよう希望しており、朝鮮で再び戦争が起こることを願っていないと指摘した。(朝鮮通信) 民主コンゴ大統領ら駐在朝鮮大使と会見 コンゴ民主共和国のカビラ大統領、タンザニア革命党のマングラ書記長が11月19日、金竜英、盧民秀朝鮮大使と会見した。 カビラ大統領は席上、朝鮮との友好・協力関係を非常に重んじており、民主コンゴに対する朝鮮の支持と声援が自身の闘争に力と鼓舞を与えた事を忘れないと語った。またマングラ書記長は、朝鮮半島の重大な現事態を解決するためには、朝米間に必ず不可侵条約が締結されなければならないと強調した。(朝鮮通信) 裁判の無効、処罰を 米兵の女子中学生れき殺事件無罪判決で続く抗議集会、デモ 米軍装甲車による女子中学生れき殺事件に対し、米軍事法廷が11月21日に無罪判決を下して以来、南の各階層では米国を糾弾する声が日々高まっている。 「米軍装甲車による女子中学生殺人事件汎国民対策委員会」(汎対委)は21日、裁判が行われていた京畿道東豆川市の米軍基地前で緊急記者会見を開いたのを皮切りに、連日のように糾弾集会や会議を開いている。 23日には、「米軍装甲車による女子中学生殺人事件青少年対策委員会」がソウルで1000余人の参加のもと、集会を開き、裁判の無効と国内法廷での処罰、SOFA(韓米地位協定)の改定などを求めた。 また、緑色連合、参与連帯、韓国女性団体連合、環境運動連合など14の市民団体も25日に集会を開き、無罪判決を厳しく非難した。 一方、インターネット上にも抗議する声が多く寄せられ、米国商品の不買運動やホワイトハウスのサイトに抗議メールを送るなどのサイバーデモも頻繁に行われている。 民族文学作家会議に所属する作家1052人も28日に声明を発表し、「事件が正しく解決されるまで国民と共にたたかう」ことを明らかにした。 抗議デモは釜山でも連日行われており、反米気運は全国レベルに拡散しつつある。 米兵の女子中学生れき殺事件無罪判決を非難し朝鮮教育省、談話発表、学生集会 朝鮮教育省スポークスマンは11月27日、米軍の無罪判決を非難する談話を発表した。談話は、わが民族を思うままに殺すだけでは事足りず、全民族を抹殺するため核騒動まで巻き起こす米国こそが、悪の帝国でありわが民族の天敵だとしながら、米軍を追い出すためにたたかっている南の人々に同胞愛的な支持と声援を送ると述べた。 一方、無罪判決を糾弾する教職員、学生の集会が同日、金策工業総合大学と金星第1中学校で行われた。集会では、米軍のごう慢な行為を厳しく非難しながら、米軍を駆逐するためのたたかいで先頭に立つ決意を新たにした。(朝鮮通信) 往来ニュース 11月28日 ロシア科学アカデミー代表団(団長=ドブレチョフ副院長・シベリア分院院長)が平壌に到着した。駐朝ロシア大使館参事らが出迎えた。 |