あの時、このひと言


 「ひとりで来ることはとても無理だったが、息子(2世)の助けを借りて62年ぶりに故郷を訪れることができた。これからは足の悪い私が来られなくても、息子の世代が行き来して一族のきずなを深めてくれるだろう」(第10次総聯同胞故郷訪問団の一員として南朝鮮を訪れた1世の金燦成さん)

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 「日本で生まれ育った同胞たちが民族の芸術を継承、発展させていることにとても驚いた。公演の演目も実に多様ですべてよかった…日本で暮らす同胞たちの故郷に対する思いが込められていて感動した。このようなすばらしい公演をまた釜山でやってもらいたい」(南朝鮮で行われた、2回目の金剛山歌劇団公演を観覧した安相英・釜山市長)

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 「健常者と障害者が共に交流する場があまりないので、子どもにはとてもいい勉強になると思う。小さい頃からこうした経験をすることは、人生において今後の糧になるはず。このような機会をどんどん増やしていってほしい」(小学生、視覚障害者、車いすの人、高齢者、健脚者が共に走る「ピポ・ユニバーサル駅伝」に親子で参加した成敏植さん)

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