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豊かなトンネ築こう  許責任副議長が公演

大阪分会長、班長の新春の集い

 「2002年  大阪総聯、女性同盟分会長および朝青班長たちの新春の集い」が1月27日、大阪市内で行われ、総聯中央の許宗萬責任副議長、呉秀珍・総聯大阪府本部委員長をはじめとする280余人が参加した。

 許責任副議長は講演で同胞社会の輪を広げるため日々奮闘している分会長、班長らに敬意を表しながら、最近の国際情勢や日本の政治情勢について語った。許責任副議長は、総聯や朝銀に対する日本当局の不当な弾圧は米政権が固執する強硬政策と流れをひとつにしていると指摘。情勢は厳しいが19全大会の決定を貫徹することで困難を乗り越え、今秋開かれる「総聯分会代表者大会―2002」に向けて分会、班の活動を盛り上げていこうと呼びかけた。

 女性同盟生野東支部中川分会のキム・シンファ分会長(43)は、「同胞の生活を守るうえで分会が大切だと改めて思った。子どもたちの未来のためにもトンポトンネを守っていきたい」と決意を語っていた。2部では宴会が行われた。

朝鮮半島情勢シンポ

在日朝鮮社会科学者学術報告会

 「2002年度在日朝鮮社会科学者たちの学術報告会」(主催=在日朝鮮社会科学者協会)が3日、東京・池袋の東京芸術劇場中会議室で開かれた。総聯中央の「眞求文化宣伝局長も参加した。

 社協の金和孝会長による記念報告に続き、「朝鮮半島 きのう、今日、そして明日―朝鮮半島情勢論考」と題したシンポジウムが行われた。韓東成・国際部長(朝鮮大学校助教授)の司会のもと、姜日天・研究企画部長(朝大講師)が「朝鮮経済の過去10年と経済強国建設の展望―サバイバルから再建、強盛復興へ」、文光佑・朝鮮新報社副局長が「北南共同宣言履行の現実と展望」、徐忠彦・総聯中央国際局部長が「ブッシュ政権と朝米関係の行方」をテーマに発言し、会場との質疑応答も交えて議論した。続いて「哲学・政治」「経済・経営」「歴史・地理」「在日朝鮮人問題」の4分科別に討論会が行われた。

金永南委員長にアルジェリア大使が信任状

 最高人民会議常任委員会の金永南委員長に1月31日、ブゲラ・アルジェリア駐朝新任大使が平壌の万寿台議事堂で信任状を提出した。弓錫雄外務省次官が同席した。
 金永南委員長は信任状を受理した後、同大使と談話を交わした。(朝鮮通信)

楊副委員長、白外相

イラン大使らと会見

 最高人民会議常任委員会の楊亨燮副委員長は1月31日、平壌の万寿台議事堂で表敬訪問したミアンジ駐朝イラン新任大使と会見。

 一方、白南淳外相も同日、表敬訪問したミアンジ・イラン、ブゲラ・アルジェリア大使と会見した。(朝鮮通信)

今年、飛躍的増産を

全国農業部門会議

 全国農業部門活動家会議が1月29、30の両日、平壌で行われ洪成南総理、桂応泰朝鮮労働党書記らが活動家と共に参加した。

 会議では昨年の農業生産状況が総括された後、今年の農業生産を飛躍的に伸ばすための課題、方途などが討議された。

 会議では、金蒼植農業相の報告に続いて討論が行われ、昨年、自然・気象条件がきわめて不利な状況の下でも、適地適作、適期適作の原則に基づいて農作物の栽培方法を改善し、2毛作、ジャガイモ農業を大々的に行い、黄海南道の土地整理を初め穀物を増産できる土台が築かれたことが指摘された。(朝鮮通信)

平壌など、家きん工場の新設、改造進む

 平壌1月30日発朝鮮中央通信によると、各地の家きん生産拠点の建設、改造、拡張事業が大々的に進められ、112号、9月27日、黄州、江界、平安北道の養鶏工場が新設。平壌市の万景台、西浦、竜城などの工場が改造、近代化された。

 これらの工場では全工程をコンピューター化、飼養工1人が2万羽の鶏を管理し、40日余りで一羽2キロ以上の食肉を生産している。

 また、ダチョウの飼育にも力が注がれており、平壌市と平安南道温泉郡にある牧場の生産展望は明るい、と中央通信は伝えている。(朝鮮通信)

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