海の絶景、海金剛


 1月30日から2月2日にかけて行われた、「民族の団結と統一を促進するための2002年新年北南の集い」開催のための北南団体代表の実務交渉が成功裏に終わったことで、20日から21日にかけて久々に金剛山で北南交流が行われることとなった。

 昨年の第6回高位級会談後停滞していた北南交流が、「統一の名山」金剛山で再開されることの意義は大きい。過去金剛山で開かれた北南間の会談参加者はもちろん、南からの金剛山観光客たちが一様にほれぼれするのが海金剛の景色。

 昨年行われた金剛山観光活性化会談に参加した南の代表やジャーナリストたちも、海金剛の絶景には目を奪われたようでしきりにため息をこぼしながら、写真を撮ったり美しい景色に見入ったりしていた。

 海金剛は内金剛、外金剛と共に金剛山を代表する3大絶景の1つ。海に開かれた金剛ということで海金剛と呼ばれている。

 江原道高城郡内の数10キロにわたって開かれた海金剛は、美しい湖と海岸線、そして奇岩と海で彩られた風景などが見所だ。

 なかでも海万物相は有名で、とても神秘的だ。海金剛門、ねずみ岩、猫岩など様々な形をした岩が目を楽しませてくれる。

 また海金剛には、昔ある王が美しさのあまり3日間も滞在し風景を楽しんだという三日浦をはじめとするいくつもの湖も多く、一味違った景色を眺望することができる。

 海金剛は景色だけでなくなまこやあわび、うにをはじめとする海産物も多く、観光客たちの目ばかりでなく舌も楽しませてくれる。

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