東北から九州まで各地で13回開催

昨年の出会いのパーティー
65組のカップル、12組が結婚


 同胞結婚相談所の2本柱はお見合い事業と出逢いのパーティーなどのイベント開催。昨年は関東、近畿でそれぞれ4回、中部で3回、東北で1回、九州で1回の計13回行われ、男性236人、女性232人の計468人が参加。65組のカップルが誕生し、12組が結婚した。また、会員を限定した少人数の食事会が6回行われ、好評を博した。

「地方に来て」

 昨年の出逢いのパーティーの中でもっとも目を引いたのが、チョンシル・ホンシル福島主催で11月に行われた「ふれあいツアー  in  五色沼」。紅葉の裏磐梯をバスでめぐり、大自然の中で緊張感もほぐれたのか、参加した23人中、5組のカップルが誕生し、今も4組が交際中という。

 もともと福島にお嫁に来る人を探すのが目的。主催者側では事前に雑誌「イオ」に、福島に嫁に来て幸せに暮らす6人の女性を紹介する記事を掲載した。

 パーティーの翌日には、参加者から主催者側に「ホテルでのパーティーとは一風変わって野外での集いだったので、開放的な雰囲気の中でいろいろと話せた。これからもこういう機会があればぜひ参加したい」などの電話がかかってきた。

参加者から感謝

 名古屋では7月に、再婚者も含む幅広い年齢層を対象としたパーティーが開かれた。年齢層に合わせ、いつもより倍近く時間をとり、会話に重点を置いた。

 パーティーには、地元中部(愛知、岐阜、三重)だけでなく、北は新潟、南は福岡、四国・高知など全国14都県から男性14人、女性17人が参加した。最高年齢は男性が51歳で女性が41歳。再婚者が少なくないせいか、みな真剣。「最適な伴侶を選ぶのですから」と一様に語っていたという。

 カップルになった参加者からは翌日、感謝の言葉が中部相談所に寄せられた。

 そこには、「すてきな方とカップルにならせていただき、たいへん感謝しております」と記されていた。

 時代を反映してか、再婚を望む人や中高年者のパーティー参加希望者も少なくない。今年は中高年・再婚者を対象としたパーティーが3回予定されている。

式場との取引も

 昨年、兵庫結婚相談所では、3月に300人を網羅した第2回ブライダルフェアを開いた。10月には、朝青と共同で第1回コリアユースブライダルフェアを企画。日本の学校卒業生が数多く参加した。

 また、東京、愛知、兵庫などを中心に結婚式場との契約を拡大しており、現在200社と取り引きしている。相談所を介して予約すれば、割引などさまざまな特典が得られるのが特徴だ。

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