西宮市立甲陵中学で朝鮮問題講演


 西宮市立甲陵中学校2年生243人を対象とした「国際理解」授業に、社協兵庫支部同胞生活問題研究部会の徐元洙代表(77)が招かれ、1時間40分にわたって講演した。

 在日朝鮮人の講演を初めて聴いて驚きを隠せない生徒たちだったが、日朝間にまたがる歴史、文化の話に真剣に耳を傾けていた。

 なぜ日本へ来たのか、どんな差別を受けたのか、なぜ名前が2つあるのか、なぜ朝鮮に帰らず日本にいるのか、これからの日朝関係は――などの質問を行い、講師がタジタジの場面もあったが、和気あいあいの雰囲気の中で進んだ。最後は、生徒全員が朝鮮語でアリランを合唱して講師を見送った。【社協兵庫支部】

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