岡山県新春の集い

同胞ら350人が参加


 「2002年岡山県同胞新春の集い」が1月20日、岡山市内の岡山プラザホテルで行われ、総聯県本部の朴吉薫委員長、県商工会の李康烈会長、県青商会の金英樹会長、朝銀西信用組合の崔剛士理事長、金剛保険の金茂顕岡山支社長をはじめ約350人の同胞らが参加した。

 集いでは、県本部委員長が祖国から送られてきた新年の祝電を朗読した後、第1部のパネルディスカッション「2002年をこう生きる」が行われた。

 まずパネラーの朝鮮大学校の韓東成助教授、韓国問題研究所の康宗憲所長、司法書士の白吉雲氏が基調発言を行った。次に岡山県下の各部門を担う新しい世代の同胞から選ばれた、備前地域商工会の金斗龍理事長、県青商会の金千折次期会長、岡山初中級学校オモニ会の朴由順会長、朝青県本部の朴慶虎委員長が経済や教育、権利など身近な話題からテーマを発議し、熱のこもったディスカッションが展開された。

 第2部の祝賀宴では、実行委員長の李康烈・県商工会会長が「この情勢を勝ち抜いていくには信念と団結しかない」とあいさつし、県下同胞の団結を訴えた。

 続いて総聯大元分会のエレキバンド「ユニティーアッパーズ」、女性同盟緑町分会の「チャンミ」と「コスモス」、朝青の舞踊部と男性重唱など、地元サークルが熱演した。

 また、日本のミュージカル・シーンで活躍している同胞歌手、金勝洛氏が友情出演した。

 参加者らは「パネルディスカッションも祝賀宴も斬新な企画が良かった」「パネラーの講演を聞き、困難な中でも今年はがんばっていこうという『元気』をもらった」「とても充実した内容の新春の集いだった」などと述べていた。【同実行委】

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