チャンゴを体験して

日本の中学生からの手紙

楽しい授業は生徒の心を魅了した(左は朱巴子講師)

真剣に習う中学生たち


 女性同盟愛知・名中支部朱巴子副委員長が1月22日と23日の2日間、名古屋市立宮田中学校2年生350人にチャンゴを教えた。この体験に感動した同校増田千晴先生と生徒たちから朱副委員長に350通の感想文が寄せられた。その中から一部を紹介する。

「あー楽しい」

 5年前にチャンゴを目にして以来、「いつかやってみたい」「授業で扱ってみたい」という私の思いが現実になったのも、朱先生のご協力があったからだと思う。普段はどうやったらうまくしてやれるか、何をアドバイスしてやったらいいかを考えての授業で、自分自身が習う気持ちと何も考えず音楽を楽しむということを忘れていたように思う。今回は私も生徒と同じ初心者、習う側になり本当に心から楽しむことが出来た。思わず体がリズムにのって動いてしまった。

 「あー楽しい」

 心の底から思い、朱先生のチャンゴの響きに感動したのは私だけではないと思う。

 なぜ、ここまで生徒を引きつけるのだろうと自問した。朝鮮の音楽の魅力…。とにかく不思議に楽しい。和太鼓ではここまで心踊る経験がない。本物は人の心を必ず動かさずにはおかない。先生の音は芸術だ。こんな素晴らしい音を聞くことができた私たちは本当に幸せだったと思う。

 今回の授業は神様から与えられたものかな?とも思えた。生徒の心の中にも深い感動と強い印象を与えたと思う。心から感謝したい。(宮田中学校教師・増田千晴)

とても面白かった

 私は今まで、朝鮮の楽器を見たことがなかったので、初めてチャンゴをやって、貴重な体験ができた。最初は日本と、そんなに変わらないだろうなと思っていたけど、まったく違ったので少しびっくりした。朱先生のおかげで、朝鮮の楽器だけでなく、言葉や文化も少し分かった。とても面白かった。(2年・大原裕里佳)

朝鮮もっと知りたい

 私はケンガリを初めてやってみたのだが、全然うまくできなかった。朱先生にやさしく教えていただき、本当にうれしかった。朝鮮の文化のチャンゴを体験できてすごく楽しかった。いろいろな人に朝鮮の文化を知ってもらえたらいいなと思った。(2年・森万由加)

朝鮮語も教わった!

 アンニョン。この前はいろいろ教えて下さってありがとうございました。朱先生にチャンゴのいい打ち方を教えてもらったらいい音が出た。朱先生がやるとケンガリの音が変わったので、さすが!と思った。チャンゴも打ち方が想像したのとは、全然違ったのでびっくりした。紙に朝鮮語を書いてくれてコマッスミダ。また、来て下さい。(2年・鈴木香織)

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