現在の処遇、不自然

北海道初中高、札幌市教育長が訪問


 札幌市教育委員会の土橋信男教育長が2月7日、同市の教育長として初めて、同市にある北海道朝鮮初中高級学校を訪問した。

 土橋教育長はまず、学校関係者の案内で初級部から高級部まで全クラスの授業を参観した。クラスの明るい雰囲気、生徒と教師らの温かい関係に、感銘した様子だった。

 続いて学校関係者と懇談した土橋教育長は、「朝鮮学校が立派な教育を行っているのが分かったが、それに比べ、朝鮮学校に対する現在の処遇は自然ではない。困難な状況の中で子どもたちを育てている関係者たちの苦労がしのばれる。課題は多いが、努力したい」と述べた。

 学校関係者、同席した地域同胞代表らは土橋教育長に対し、北海道初中高に対する市の助成金増額に尽力してくれるよう要請した。【北海道初中高】

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