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故韓徳銖議長逝去1周年
活動家、同胞らが追悼
東京・千代田区の朝鮮会館 故韓徳銖・総聯中央議長の逝去1周年を追悼する集いが2月28日、東京・千代田区の朝鮮会館で営まれ、全国各地から訪れた総聯活動家と老幹部、同胞商工人らが参列。 在日朝鮮人運動に生涯を捧げた朝鮮革命の元老で海外僑胞運動の名高い活動家、祖国に忠実な愛国者である故議長の功績をたたえ黙とうした。祖国統一民主主義戦線中央委員会から寄せられた追悼文が紹介された。 総聯中央の徐萬述議長が追悼の辞を述べ、愛国愛族の代を受け継いでいけるよう民族教育のシステムを整備したことは、故議長が残した最も貴重な財産であると強調し、金正日総書記の指導のもと、新世紀の海外僑胞運動のモデルを作り上げていくと誓った。 遺族を代表して次女の韓貞淑氏が謝辞を述べた。故議長が作った「祖国に向かう道」の音楽が流れる中、参列者による献花が行われた。 和歌山初中に対する補助金 県 360万→500万にアップ、市 壁工事に1000万円 和歌山県は来年度から、和歌山朝鮮初中級学校(和歌山市)に対して支給していた年額360万円の「和歌山県私立学校教育環境整備補助金」を500万円に増額する。また和歌山市は、老朽化した同校校舎の壁工事に要する費用の半額、1000万円を「私学施設整備費補助金」の名目で支給することになった。 これは、県下同胞が朝鮮学校の処遇改善のために地道な運動を続けてきた成果だ。 地域の同胞たちは昨年4月、同校で日本コリア友好フェスティバルが開催された際に旅田卓三市長を招き、朝鮮学校が置かれた現状を具体的に説明した。また9月からは朝鮮学校に対する私学並みの教育助成を求める署名運動を展開。女性同盟本部と同校のオモニ会が街頭に赴き、朝鮮学校が置かれた窮状と民族教育の正当性を日本市民に訴えた。集めた12455人分の署名は12月に木村良樹県知事に提出された。 朝鮮・タイ両政府間の部門別会談 金永南最高人民会議常任委員会委員長のタイ訪問と関連し1日、朝鮮とタイ両政府間の部門別会談がバンコクで行われた。朝鮮側から白南淳外相、李光根貿易相、李光濠科学院院長、文在舞ホ外文化連絡委員会委員長代理、タイ側からはスラキアット・サティアタイ外相、アディサイ・ポータラミク商業相、ソンタヤ・クンプロム科学技術・環境相、カセム・ワタナチャイ教育相らがそれぞれ参加した。 会談では、両国の親善協調関係を新しい段階に強化発展させる問題と、相互の関心事などについて意見交換し、討議された問題について意見の一致を見た。(朝鮮通信) 「経済・社会的つながりはさらに強化」 1日の会談に先立ち、2月28日に開かれた歓迎宴でシナワット首相は、両国関係に触れ次のように語った。 今回の機会に様々な協定が締結されれば、両国政府、人民間の経済・社会的つながりはさらに幅広いものとなり、互いの理解をより以上に深めることができるようになるだろう。 また、朝鮮とタイ間の関係を幅広い分野にわたって拡大、発展させていくことは、両国人民の志向と利益に合うばかりか、アジア地域の共同の繁栄と発展を主導していく上でも肯定的な寄与をするだろう。(朝鮮通信) ドイツ大使が宴会 朝鮮との外交1年で 朝鮮とドイツの外交関係設定1周年に際し、ハルトラムフ駐朝ドイツ大使が1日夕、平壌市内の大同江外交団会館で宴会を開いた。 宴会には、康能洙文化相、崔秀憲外務次官、金英才貿易次官、崔昌植保健次官、朝鮮・ドイツ親善協会委員長の全英鎮対外文化連絡委員会副委員長ら関係者と朝鮮駐在の各国外交代表、国際機構代表らが招かれ、ドイツ大使館員、朝鮮に滞在中のドイツの賓客らとともに参加した。 宴会では演説に続いて、尹伊桑管弦楽団による公演が行われた。(朝鮮通信) 国際スピードスケート大会で朝鮮女子好成績 平壌1日発朝鮮中央通信によるとイタリアで開かれたリテンカップ国際スピードスケート競技大会で朝鮮女子が好成績を収めた。 ペキ・キョンスンは青年A級(短距離)の500メートルと1000メートルでそれぞれ優勝し、総合1位を獲得した。 一方、リム・チャングムは青年B級(多種目)で総合2位、コ・ヒョンスクが青年B級(短距離)で総合3位を占めた。(朝鮮通信) 「八万大蔵経」全17巻を翻訳出版 平壌2月25日発朝鮮中央通信によると、国宝図書の「八万大蔵経」全17巻が翻訳、出版された。同書は13世紀初に編さんされた仏教経典を集大成した叢書。(朝鮮通信) |