ざいにち発コリアン社会

今後の活動討議 2ヶ月に1〜2回運営

第6期中央青商会・諮問委員会発足


 第6期中央青商会(黄元圭会長)の事業をスムーズに行うための諮問委員会が各部署に立ち上げられた。発足したのは、民族文化、経営企画、情報通信、国際事業、財政の5委員会。発足式(2月8日、東京・上野の朝鮮商工会館)の後、各委員会ごとに第1回会議が開かれ、今後の活動方向について話し合われた。今後2カ月に1〜2回、運営される。またすべての地方組織にも委員会を発足させ、全国的に「経験の一般化」を図ることで、ネットワークの効力を最大限に機能させていく方向だ。

 民族文化委員会ではまず、会員らの民族意識を高めながら、相互扶助を目的とする民族ネットワークの拡大に努める。

 民族教育を支援、発展させる問題については、各地域ごとに行われている支援活動を統一的な運動に発展させていくことや、助成金獲得運動に各地の青商会が積極的に参加すること、メールを利用した学校同士の日常的な情報交換、朝鮮学校がない地域の日本学校に民族学級の設置を要請していくことなどが話し合われた。

 経営企画委員会では、@遊技業、ITの両部会の機能向上と、飲食、建設、金融業などの部会新設A異業種交流会の質を高めるための運営委設立B地方活動をサポートするための商工会と共催する経営セミナーの一般化、ブロック別異業種交流会の開催支援、地方組織の経営企画部への情報提供C経営相談の受付――などを主な活動内容にすることが決まった。

 財政委員会では、第6期の活動を円滑に遂行するために財政面で提起される問題を討議した。

 国際事業委員会は、青商会に対する国際的な支持世論を高め、6.15共同宣言を支持・実現させるための各種活動を展開していく。なかでも日本青年団協議会と日本青年会議所との連携を強めていく。

 情報通信委員会では、青商会のネットワークのIT化と情報の共有化の実現について話し合い、当面の課題として、@会員間の情報、意見交換のためのメーリングリストの作成(1000人の登録目標)Aホームページ(http://www.kyc.gr.jp/)の充実化をめざしていくことになった。

「ピョンヤン学生少年芸術団」日本公演も企画

 一方、青商会では6期の間に朝鮮で行われるマスゲーム・芸術公演「アリラン」観覧を目的とした100人規模の代表団を組むほか、秋に予定されている「ピョンヤン学生少年芸術団」の日本公演を企画・運営する。

 また今年で7回目を迎える「ウリ民族フォーラムin大阪」(11月23日)には、会員だけでなく、南朝鮮や米国、ロシアをはじめとする世界の同胞青年にも参加を促し、ネットワークを国際的に広げていく予定だ。

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