同胞の店

串焼き居酒屋・銀ちゃん
(東京都・品川区)

80余種の豊富なメニュー


 「生まれ育った地元を舞台にした映画、『蒲田行進曲』が大のお気に入り」という、串焼き居酒屋「銀ちゃん」オーナーの金成煥さん(38)。屋号はもちろん同映画の主人公にちなんでつけた。

 店内は駅前という場所柄、会社帰りの一杯を目当てに訪れる客でにぎわっている。メニューの中で1番人気なのが、「牛ハラミの串焼き」(250円)。香ばしく焼けた肉は柔らかいなかにもしっかりとした歯ごたえがあり、食べ応えのある一品だ。ほかにも「豚トロ」(150円)や、アスパラ、しそ、えのきなどを肉で巻いた「肉巻き5本セット」(900円)がよく出るという。

 串焼きはもちろんのこと、同店のもう1つの人気の秘密は、80余種におよぶ多彩なメニューにある。金さんお手製の本格朝鮮料理から和、洋とりまぜた創作料理までをリーズナブルな値段で楽しめるとあって、週末はカップルや家族連れでいっぱいだ。

 「誰もが1度は必ず注文する」(金さん)という「もちのあげだし納豆がけ」(550円)は、1口サイズのあげもち、ひきわり納豆、大根おろしの上に温かい天つゆをかけたもの。もちと納豆のネバネバ感を大根おろしと天つゆが中和しており、あっさり食べられる。ボリュームがあるので3〜4人でシェアするとよい。

 「近くのしながわ水族館や大井競馬場に遊びに来た際には、ぜひ立ち寄ってください」(金さん)(花)

 おすすめメニュー 知床地鶏のネギマ(680円)、チヂミ(400円)、自家製ナムル(400円)、石焼ピビンバ(750円)※午後5時〜7時までドリンク半額サービス

 営業時間 午後5時〜午前2時半、日祝休。東京都品川区南大井3―30―10。TEL 03・3765・9091。

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