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2001年度「青商会賞」広島朝高サッカー部が受賞

「広島青商会賞」などの表彰も

 青商会中央が主催する2001年度「青商会賞」に、昨年、大阪朝高に続いて日本の全国大会に初出場した広島朝高サッカー部が選ばれた。同賞は、同胞社会における人材育成を目的に、昨年度から設置された。同胞児童・生徒・学生、サークルなどを対象に、学術、文学、芸術、スポーツ、特別の5分野から選ばれる。

 一方、広島県青商会主催の同年度「広島青商会特別賞」に広島朝鮮中高級学校生徒、「広島青商会賞」に県立広島工業高等学校3年の金憲司くんが選ばれた。中高級部の生徒は昨年の「ウリ民族フォーラムin広島」の公演に出演し、フォーラム成功に貢献。金くんは、中学1年の時のサマースクール参加を機に学生会で活動し、卒業式では本名宣言を行った。高校からは本名で通い、弓道部に所属して昨年のインターハイ(団体戦)と国体(少年男子代表=3人)に出場した。表彰式はいずれも5日、朝鮮学校の卒業式会場と総聯本部でそれぞれ行われた。

阪大,東京学芸大大学院に合格

朝大卒の康明逸、成基香さん

 朝鮮大学校(東京・小平市)卒業生が大阪大学大学院、東京学芸大学大学院のともに修士課程に合格した。阪大大学院経済学研究科に合格したのは2001年に朝大経営学部を卒業した康明逸さん、東京学芸大教育学研究科に合格したのは1999年に同教育学部を卒業した成基香さんだ。2人とも現在、朝大研究院に在籍している。

 各大学院が独自に受験資格を認めるようにした文部省(当時)の決定(1999年7月)によって朝大卒業生の国立大学大学院受験の道が開かれて以来、朝大は国立大学大学院の合格者を続々と輩出している。昨年秋には理工学部卒業生2人が初めて東大大学院に合格した。

 これで朝大卒業生が修士課程に合格、入学した国立大学大学院は東京大、京都大、北海道大、名古屋大、大阪大、神戸大、東京農工大、電気通信大、東京学芸大の9校になった。

朝鮮外務省代表団,中国訪問へ

 朝鮮外務省代表団(団長=金英日外務次官)が11日、中国訪問のため平壌を出発した。

 平壌駅で関係部門の活動家、武東和駐朝中国大使が一行を見送った。(朝鮮通信)

米の「麻薬問題」主張は朝鮮圧殺政策の一環

 朝鮮外務省スポークスマンは8日、米国務省が2002年版「国際麻薬統制戦略報告」のなかで、証拠もなく麻薬製造、密輸だと朝鮮を中傷したことについて、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。

 わが国の社会主義制度の下では、人々の精神に障害をきたす麻薬の生産や取引、使用が法律で厳しく禁止されている。

 また、薬品生産および科学研究活動のための精神刺激性物質は、国家の承認によってのみ輸入が可能な厳格な秩序が確立されており、国際麻薬統制委員会(INCB)との相互通報および協力も十分に行われている。

 にもかかわらず、ブッシュ行政府がわれわれにいいがかりをつけたあげく、「麻薬問題」まで持ち出しながら挑発するのは、わが制度を孤立、圧殺しようとする強権政策の一環から出たものである。(朝鮮通信)

「悪の枢軸」発言糾弾

新社会建設諸政党討論会

 新しい社会の建設に関する世界諸政党の第6回討論会が1〜3日まで、メキシコ市で開かれ、朝鮮、メキシコ労働党、中国、ベトナム、ロシア共産党などアジア、アフリカ、ヨーロッパ、米国など44カ国から89の政党・闘争団体の代表団が参加した。

 討論会では「資本主義、新自由主義、『世界化』の現状」「現情勢のなかで注目される問題」など議題別討論と、朝鮮半島とパレスチナ情勢など現在、国際政治で注目されている問題についての討論が行われた。

 討論会では朝鮮労働党と朝鮮人民の闘争を支持する共同声明が採択され、米大統領ブッシュが朝鮮を「悪の枢軸」といいがかりをつけたことを糾弾。

 米国が朝米関係正常化のための対話に前提条件なしに臨み、南朝鮮から米軍をただちに撤退させることを求める一方、南朝鮮で主敵論が撤回され保安法などいっさいの統一に対する法的・制度的障害物が一日も早く撤廃されることなどを要求した。(朝鮮通信)

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