「在日70年の歩み」語る

社協兵庫


 社協兵庫支部の徐元洙さんが5日、60年前に卒業した兵庫県立西宮高等学校で講演した。同校の教職員、PTA役員が開いている合同研修会の一環として企画されたもので57人が参加した。

 「『苦難の歴史』を後世に―いちOBの在日70年の歩み―」と題して講演した徐さんは、日本政府の植民地支配の実態について朝鮮総督府に勤務していた自身の体験を交えながら話し、日本政府は解放後も朝鮮敵視政策を一貫して取り続けてきたと述べた。

 また、苦難の歴史を乗り越え、日本と朝鮮が友好関係を築き一日も早く朝・日国交正常化を実現しようと訴えた。【社協兵庫支部】

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