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「アリラン」完成段階へ

本社記者団にリハーサル公開

 【平壌発=姜鐘錫、姜イルク記者】4月末から約2カ月にわたって上演されるマスゲーム・芸術公演「アリラン」の本社記者団のための特別公開リハーサルが14日、会場となる平壌のメーデースタジアムで行われた。現在、同スタジアムでは昼夜を問わず練習が行われているが、康能洙文化相によると公演はまもなく完成段階に入る。

 「アリラン」は序幕と終幕、4章10景から構成されるが、この日披露されたのは2章2景と3章3景。2章2景では幼稚園児と人民学校1年生1500余人が出演し、キャンプを楽しむ様子が繰り広げられる。見せ場は民族衣装をまとった数十人の子どもたちが縄跳びの技巧を披露する最後の場面だ。

 現在、同スタジアムでは海外観光客のための席を整備中だ。本番では現在の招待席が特等席、招待席の後ろが1等席、招待席の前が2等席、1等席の両横が3等席になる。4月初めにも完成されるという。

金正日総書記、民族名節の集いに招かれロ大使館訪問

カルロフ大使が晩さん会

 金正日総書記は17日、ロシア民族の伝統的な「春の名節」に際し、カルロフ駐朝ロシア大使が同大使館で催した集いに招かれた。朝鮮労働党中央委員会の金国泰、鄭夏哲、金己男、金容淳の各書記と姜錫柱第一外務次官、朝鮮労働党中央委員会の張成沢第一副部長と池在竜国際部副部長が同行した。

 大使館でカルロフ大使をはじめ大使館員たちが総書記を出迎えた。総書記は、集いに招待してくれたことに謝意を表しながら、「春の名節」を迎えた大使館員たちを熱烈に祝った。

 総書記のために大使が晩さん会を催し、大使館員たちが特別に準備した芸術小公演が行われた。

 総書記は、公演参加者たちとともに記念撮影をした。(朝鮮通信)

最高人民会議議長らロシア訪問に出発

 ロシアを訪問する最高人民会議の崔泰福議長一行が16日、平壌を出発した。空港で最高人民会議の張徹副議長とカルロフ駐朝ロシア大使が見送った。

 また同日、朝鮮科学院代表団(団長=姜東根副院長)、ドゥブナで開かれる連合原子核研究所加盟国の政府全権代表者会議に出席する朝鮮原子力総局代表団(団長=李済善総局長)もそれぞれロシア訪問のため平壌を出発した。(朝鮮通信)

ウガンダ駐在朝鮮新任大使に金鳳基氏

 平壌16日発朝鮮中央通信によると、最高人民会議常任委員会の政令によって、ウガンダ駐在朝鮮大使に金鳳基氏が任命された。(朝鮮通信)

農業生産の高揚へ農勤盟初級活動家会議

 朝鮮農業勤労者同盟(農勤盟)初級活動家熱誠者会議が13、14の両日、平壌で開かれ、朝鮮労働党の金仲麟書記と関係者らが参加した。

 会議では、初級組織の機能と役割を高め、農業生産で新たな高揚を起こしてコメを増産するための課題などが討議された。

 会議ではまず、金日成主席が72年2月16日の全国農業勤労者同盟第2回大会で行った演説「農業勤労者同盟の中心的課題について」を録音で聴取した後、承尚燮委員長の報告と初級活動家たちの討論が行われた。(朝鮮通信)

中央委員会総会も

 朝鮮農業勤労者同盟中央委員会第42回総会が14日、平壌で開かれ、現実発展の要求に即して、朝鮮労働党の指導を受け入れるための同盟組織の課題についての討論が行われた。総会では、当該の決定が採択された。(朝鮮通信)

朝鮮統一支持国際連絡委創立25周年集会

 朝鮮の統一と平和のための国際連絡委員会創立25周年記念集会が9日、パリで開かれ、同委員会の名誉委員長をはじめ各界人士と国際機構の各代表らが参加した。

 集会では、同委員会創立25周年に際して朝鮮労働党中央委員会、各国の政党、団体、国際機構から送られてきた祝電が紹介された。

 また、ギ・デュプル書記長が報告、フランス駐在朝鮮総代表と各国代表が祝賀演説をした。

 報告では、25年間の同委員会の多様な活動が総括された後、最近、ブッシュが朝鮮敵視をあらわにしていることに言及。朝鮮の自主的平和統一のための連帯活動をさらに積極的に展開していくことが呼びかけられた。

 集会後、交歓公演と記念宴会が行われた。(朝鮮通信)

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