国連人権委で日本の歴史わい曲を指摘


 文部科学省の検定に9日パスした「最新日本史」など、6種の教科書が「従軍慰安婦」の事実を隠しているばかりか、独島領有権を主張する記述がなされたことで、南は現在ジュネーブで行われている第58回国連人権委員会で、日本の歴史教科書わい曲問題を提起する方針であることを明らかにした。

 関係者は、「政策の一貫性というレベルで昨年に続き今回の国連人権委でも、日本の歴史わい曲問題について言及する」と述べ、女性への暴力に関する議題では、「従軍慰安婦」に関する歴史教科書の記述問題について、また児童保護の議題で次世代への人権教育レベルにおいて、誤った歴史教育の弊害などについて指摘すると話した。

 北南朝鮮と中国は前回の国連人権委でも歴史教科書問題を取り上げたが、日本は「特定の歴史的事実を扱うよう強要することはできない」などと主張した。

日本語版TOPページ