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草の根の交流進め日朝友好促進を

都下20区の議員が連絡会結成

 「日・朝友好促進をすすめる(東京都)区議会議員連絡会」の結成総会が10日、東京・北区の北とぴあで行われ、都議会日朝議連の桜井武会長と区議会議員らが参加し、総聯東京都本部の金守埴委員長が招かれた。東京23区には現在、7区で日朝議連が結成されているが、連絡会では20区の議員らを網羅している。

 総会ではまず、北区日朝議連会長の小野寺勉議員があいさつし、日朝関係は停滞状態にあるが、こうした時期だからこそ草の根の交流を進め、友好を促進していくことが重要だと指摘。江口済三郎・準備会代表は、会では当面、朝鮮訪問と在日朝鮮人の民族教育支援問題について力を注いでいくと強調した。北本正雄・北区長、金委員長があいさつしたほか、朝鮮対外文化連絡委員会の祝電が紹介された。これに先立ち、毎日新聞の岸井成格編集委員が日朝関係を取りまく国際情勢と今後の展望について講演した。総会後、懇談会が催された。

広島県青商会、広島初中高 児童らに通学バスと制服プレゼント

 広島県青商会が広島朝鮮初中高級学校の初級部新入生に制服を、また幼稚園児と初級部児童用の通学バス「青商会号」を同校にプレゼントした。

 「豊かな同胞社会のために」「コッポンオリの輝かしい未来のために」とのスローガンのもと、結成以来民族教育を支援してきた広島県青商会。その活動の一環として今年から毎年、初級部新入生全員に制服をプレゼントすることを決め、会員やOBから協力を募った。制服は3月17日の卒園式で贈呈、通学バスは6日の入学式で寄贈された。

 入学式で李一烈校長をはじめとする教職員と保護者、児童・生徒たちを前にあいさつした高在相会長は、「新入生が新しい制服を着ている姿を見ると、とてもうれしい気持ちになる。未来への確信もわく」と述べ、来年の広島初中高創立50周年に向け、学校をより強く支えていきたいと語った。【広島県青商会】

まだ朝米会談再開できる環境にない

朝鮮外務省代弁人

 朝鮮外務省スポークスマンは11日、朝米会談再開問題について一部の国のマスコミが憶測報道を行っていることと関連し、朝鮮中央通信記者の質問に次のように答えた。

 朝米会談の再開を希望するわれわれの立場は、すでに知られている。

 対決の原点に戻った現在の朝米関係を打開するためにも会談は必要であり、またいつにせよ、条件が整えば行われるだろう。

 しかし、今はまだ朝米会談が再開できるような環境が整ったと見ることができない。

 朝米対話の再開を妨げる要素が残っているなかで、それを早く除去することが必要である。

 再三、明らかにしてきたように、米国が対話相手を尊重して平等の立場で対話を行うというのが事実なら、われわれは朝米対話が再開できると見る。(朝鮮通信)

アルベナカップ女子サッカーで朝鮮優勝

 平壌11日発朝鮮中央通信によると、ブルガリアで行われたアルベナカップ国際女子サッカー大会で朝鮮が優勝した。

 リーグ戦で行われた大会で朝鮮は、ルーマニア(5―1)、ブルガリア(4―0)、ウクライナ(3―0)、ロシア(2―1)をそれぞれ破り、決勝でも再度対戦したロシアを3―0で下した。(朝鮮通信)

朝鮮とスウェーデン、経済・技術協力に合意

 朝鮮国際貿易促進委員会とスウェーデン国際工業理事会の経済・技術協力に関する合意書が10日、平壌の万寿台議事堂で調印された。

 調印式には朝鮮側から金正基・促進委委員長ら、スウェーデン側から同理事会代表団(団長=ウォルドルフ委員長)、ベイエル駐朝スウェーデン大使が参加した。

 一方、洪成南総理は同日、万寿台議事堂で表敬訪問した同代表団と会見した。  (朝鮮通信)

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