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民族学級の設置を
総聯鳥取県本部 知事に要請 総聯鳥取県本部の朴井愚委員長らは3月25日、県庁を訪れ、片山善博知事と会い、県内の日本学校に民族学級を設置するよう要請した。社会民主党所属の米井悟県議会議員が同席した。 一行は、4月から鳥取、倉吉、米子、境港の4市で、日本の小学校に通う同胞児童・生徒と日本の子どもたちを対象としたハングル教室を公民館で週1回開くという県の施策(境港市はすでに実施)に謝意を表しながら、ゆくゆくは日本学校内に民族学級を設け、講師に朝鮮学校卒業生が就くことを認めるよう強く求めた。これに対し知事は、その方向で努力すると語った。 また一行は、訪朝を希望している知事に対し、社民党中四国代表らが5月に訪朝する際にその意思を朝鮮に伝えたいとして、親書の準備を求めた。 クローンうさぎ作りに成功 昨年初、5、6月、科学院の研究チーム 朝鮮・科学院の生物分院実験生物学研究所の研究チームが、生物工学の最先端科学技術といわれるクローン技術を使って昨年初、クローンうさぎを作ることに成功していたことがわかった。今年2月初にはクローンうさぎから子供も生まれた。 同研究所では昨年5、6月にもクローンうさぎを作ることに成功。現在、これらのクローンうさぎは厳重な観察下に置かれ、順調に育っているという。 クローンうさぎを作り出すことに成功したのは、平均30歳の7人の青年科学者たちの研究チームで、研究に着手してわずか2年での成果だった。 今回の画期的なクローンうさぎの成功によって、絶滅が心配されている朝鮮虎や豊山犬の保護、保存など朝鮮の自然生態系の維持、そして畜産や医学分野での新しい展望を切り開く契機を作り出した。【平壌支局】 26氏に祖国統一賞を授与 最高人民会議常任委政令 平壌12日発の朝鮮中央通信によると、最高人民会議常任委員会は、民族の自主権と国の自主的平和統一の実現に寄与した北と南、海外の愛国人士に「祖国統一賞」を授与する政令(4日付)を発表した。 政令によると、尹基福・祖国統一民主主義戦線議長、朴泰遠氏(故人)、趙霊出氏(同)ら26人の北と南、海外同胞らが受賞した。(朝鮮通信) 朝鮮労働党、デンマーク共産党が会談 朝鮮労働党代表団とデンマーク共産党代表団間の会談が11日、平壌で行われた。 会談には朝鮮側から崔泰福書記と関係者、デンマーク側から代表団メンバー(団長=ペターセン委員長)が参加した。 会談で双方は、自党の活動状況について通報し合い、両党間の友好関係を発展させることと相互の関心事となる一連の問題について意見を交わした。(朝鮮通信) 羅先市に革命事跡館などオープン 平壌9日発朝鮮中央通信によると、羅先市(咸鏡北道)に羅津革命事跡館が新設、オープンした。 事跡館には、金日成主席と金正淑女史、金正日総書記が同地を訪ねて祖国の解放と新しい祖国の建設、社会主義建設の道を示し、精力的に活動した資料、事跡物などが部門別、時期的に13の展示室と6の文献保存・教育室に分類、展示されている。9日、現地で事跡館の開館式が行われた。 また、平壌9日発朝鮮中央通信によると、羅先大興貿易会社水産物総合加工工場が建設、操業を始めた。 敷地面積9万6000余平方メートルの同工場は全設備、工程が先端技術によって運営される。(朝鮮通信) 朝鮮とアルメニア文化協力協定に調印 朝鮮とアルメニア両政府間の文化協力協定が5日、調印された。 アルメニアを訪問した朝鮮政府文化代表団団長の洪善玉対外文化連絡協会副委員長とアルメニア文化・青年・体育次官が協定文にサインした。(朝鮮通信) |