清算するまで法廷活動
米国国際人権弁護士協会 フィッシャー副会長
「日本の過去の清算を要求するアジア地域シンポジウム」に参加した米国国際人権弁護士協会のフィッシャー副会長は5日、平壌出発に先立ち朝鮮中央通信記者と会見し、次のように語った。
◇ ◇ 日本は19世紀末から20世紀前半期にかけて略奪的な侵略戦争に明け暮れ、朝鮮をはじめアジア諸国人民に計り知れない災難を与えた戦犯国である。 日本は、国際的に公認された戦争法規と人道法の原則にのっとって当然、法的・道徳的責任を認め、徹底的に謝罪、補償すべき国際的義務を負っているが、戦後半世紀が過ぎた今も謝罪と補償はおろか、犯した罪を認定さえしていない。 ドイツは、すでに戦争の責任を国家名義で公式謝罪し、被害国に補償し、被害者への補償のためにも数十億j以上を払い続けている。 とくに言及せざるをえないのは、日本がもっとも大きな被害を与えた朝鮮人民に1度も心からの謝罪と補償をしていないことである。 日本政府は、朝鮮をはじめアジアの被害国と被害者に働いた犯罪の真相をおおい隠しわい曲、ねつ造するのではなく誠実に反省し、十分な謝罪と補償をすべきである。 われわれは今後も、アジア諸国の人民とともに日本が徹底した謝罪と補償をするまで、法廷活動を積極的に繰り広げていく。(朝鮮通信) |