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神奈川長寿会連合会が結成

 神奈川県高麗長寿会連合会が4月27日、結成された。結成総会が横浜市の神奈川朝鮮文化会館で行われ、県下の長寿会会員と関係者ら500余人が集まった。

 現在、神奈川の各地域には同胞高齢者のための長寿会や顧問会が置かれている。川崎高麗長寿会は川崎市から老人クラブの認定を受け、無年金高齢者に対する福祉金の増額を実現するなど実績を積んでいる。

 この日結成された長寿会連合会は、同胞高齢者が提起する健康、福祉問題に対してより具体的に対応しようと結成された親ぼく・福祉団体。今後は団体、所属を越えた600人を会員として受け入れ、民族教育の支援や新世代との交流、自治体や日本の福祉団体との交流を行っていく。

 総会では盧垠会長をはじめ名誉会長、副会長、幹事長ら56人の幹事が選出された。また、李漢洙・総聯神奈川県本部委員長、杉山喜男・県福祉部高齢者保健課課長らが来ひんのあいさつをした。2部では長寿会の結成を祝う敬老の集いと芸術公演が行われた。

金正日総書記、中国共産党代表団と会見

 金正日総書記は9日、訪朝中の賈慶林・北京市党書記(党中央委員会政治局員)を団長とする中国共産党代表団と会見した。

 賈書記は席上、総書記に江沢民国家主席のあいさつを伝えた。総書記はこれに謝意を表し、江主席へのあいさつを託し、温かく友好的な雰囲気のなかで談話を交わした。

 総書記は同日、代表団のために夕食会を催した。代表団一行とともに武東和・駐朝中国大使と大使館員が招かれた。朝鮮労働党の崔泰福、金国泰、鄭夏哲、金容淳の各書記、姜錫柱第1外務次官、党中央委員会の張成沢第1副部長、池在竜国際部副部長、朝鮮人民軍の玄哲海、朴在京大将らが同席した。

 また総書記は10日、代表団一行の宿所を訪れ、2000年5月、北京参観時に賈書記が誠心誠意、案内してくれたことについてふたたび謝意を表し談話を交わした。総書記は一行のために昼食会を催した。

 同代表団は6日から10日まで滞在し、大マスゲーム・芸術公演「アリラン」を観覧、各地を参観した。(朝鮮通信)

金正日総書記、南朝鮮の朴女史と会見

 金正日総書記は13日、民族和解協議会(金永大委員長)の招請で平壌を訪問した(11日)南朝鮮の国会議員、「韓国未来連合」創党準備委員長の朴槿恵女史と会見した。

 総書記は席上、女史の平壌訪問を熱烈に歓迎し、温かく談話を交わした。

 総書記は同日、女史のために夕食会を催し、女史とその一行が招かれた。朝鮮労働党中央委員会の金容淳、金己男書記、張成沢、林東玉第1副部長が同席した。夕食会は同胞愛あふれる和気あいあいとした雰囲気の中で行われた。(朝鮮通信)

平壌を訪問した朴女史、会談、招宴、女性と交流

市内各所を参観

 金容淳書記と朴槿恵女史の会談が12日行われ、相互が関心を持つ諸問題について意見を交わした。

 また民族和解協議会は11日、女史のために万寿台議事堂で宴会を開いた。女史と「ヨーロッパ―コリア財団」の一行が招待された。金容淳書記、金永大委員長、林東玉第1副部長と金完洙副部長、祖国平和統一委員会書記局の安京浩局長、朝鮮女性協会の洪善玉会長らが同席した。

 宴会では金委員長と女史が演説。金委員長は、今日のこの席は民族を思い国の将来を心配する人であれば誰であれ、政見の違いを乗り越えて互いの心を合わせていけることを示していると指摘。北と南の政治家がこのように対座するようになったことは6.15共同宣言の意義と生命力をあらためて実証していると述べ、いかなることがあっても民族自主精神を守り抜き、民族の前に確約した7.4共同声明と6.15共同宣言が示す道に進むべきであると強調した。

 女史は、自分たち一行を熱烈に歓迎してくれたことに謝意を表しながら、7.4共同声明で祖国統一の原則が確立されたと指摘。そして、6.15共同宣言の発表によって今回平壌を訪問することができるようになったと述べ、北と南が力を合わせて7.4共同声明と6.15共同宣言を履行し、朝鮮半島の平和と民族の共同発展の実現に貢献していこうと強調した。

 女史一行は14日、平壌を出発した。これに先立ち、12日に各階層の女性と対面。万景台学生少年宮殿、チュチェ思想塔、凱旋門などを参観し、牡丹峰一帯を遊覧した。(朝鮮通信)

済州道民訪問団が平壌に到着

 民族和解協議会の招請で、済州道民訪問団(団長=姜栄石・南北協力済州道民運動本部理事長)が10日、平壌に到着した。空港で民族和解協議会の許赫泌副会長、関係者らが一行を出迎えた。(朝鮮通信)

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