あの時、このひと言


 「朝青は南北朝鮮、日本を見れるという意味で希少価値ある存在。その存在価値を正確に認識し、同胞社会の主人公は自分だという自覚に立った活動が求められる」(4月21日、東京で開かれた「太陽節記念在日朝鮮青年学生祝典」での朝青東京都本部・鄭斗徹委員長の発言)

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 「チャンゴサークルでは本名を名乗っても、普段の学校生活では通名を使っている。在日の子どもたちが自分の出自を正直に言えない状況がいまだにある。それを何とか乗り越えさせてあげたい」(大分・日田市で外国文化交流講座開講に尽力した市立東部中学校の小野浩之教諭)

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 「(京義線)鉄道が連結されれば人の往来が増え、和解と団結を成し遂げることになり、引き裂かれた民族をふたたびひとつにつなげる大きな契機にもなる」「切断された鉄道を結び、互いに列車に乗ってまた会おう」(第4回北南離散家族・親せき面談で、ソウルに住む妻の安ジョンスンさんらと再会した金ガンヒョンさん。現在は黄海北道沙里院市在住の「祖国統一賞」受賞記者)

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