山で元気!

大阪府制定ダイヤモンドトレイルコース

あこがれの「ダイトレ」ついに踏破


 いつかは「ダイトレ」に参加しようと思っていて今回実行した。二上山、大和葛城山、金剛山を踏破する大阪府制定ダイヤモンドトレイルコース(ダイトレ)にチャレンジした。

 朝7時、いよいよ出発。山岳マラソンのスタートと偶然にも同じになった。太子町立総合スポーツ公園をでてすぐに山道にはいる。二上山の馬の背(430メートル)から巻いて下り、竹内峠下(240b)のチェックポイントを通過。大日池を左に見ながら平石峠(370メートル)に向かう。急坂を進むと展望が開け、和泉葛城山が遠望できるらしいが見る余裕もなかった。小ピークを3つほど越えて岩橋山(659メートル)にたどり着いた。もうビールを飲みながら休憩している人たちもいた。

 10時半、布施城跡分岐(623メートル)からチェックポイントである持尾辻(680メートル)に到着。4時半に朝食をすませたため、ここで稲荷を3個食べ10分ほど休む。木製の階段が903メートル地点まで続き、あと少しあと少しと自分に叱咤激励しながら、一段一段登り続けた。葛城・金剛に片栗の花が咲いていると聞いていたが、この1番疲れているときみることができた。しばし写真タイム。たった1輪、ピンクの花、そしてショウジョウバカマの群、岩橋山付近でみたときよりきれいに咲いていた。給水ポイントの葛城山白樺食堂(915メートル)に11時頃に到着。用意されたエネルゲンを一気に2杯飲んだがまだまだ体は水を欲していた。水越峠(490メートル)を経て、チェックポイント金剛山(一の鳥居)に午後1時半着。体調は良くなかったにもかかわらず予定より1時間早く到着した。

 行者杉峠(725メートル)につき、最後の休憩。グレープフルーツを口に入れる。みずみずしい果物は最高。最後の力をふりしぼり出発。午後5時18分上級コースゴールイン。ちなみに朝、同時出発した山岳マラソンの歩行時間は3時間20分だった。
(4月14日、朴智子)

 【コースとタイム】太子町立スポーツ公園〜竹ノ内峠下〜持尾辻〜大和葛城山〜水越峠〜金剛山〜行者杉峠〜南海天見駅(約35キロメートル)、10時間18分

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