中高生の74%が米軍撤退に賛成


 ハンギョレ新聞が4月25日から29日にかけて2万4763人の中高生を対象に行ったアンケート調査で、73.5%が在韓米軍の撤退に賛成していることがわかった。

 このアンケート調査によると、中学生の76.4%、高校生の67.4%が在韓米軍の撤退に賛成しており、反対意見はわずかに9.8%だった。

 ハンギョレ新聞はこの結果について、ソルトレーク冬季オリンピックや次期戦闘機機種の選定過程における米国のごう慢ぶりに対する表れではないかと分析している。また、国家保安法の廃止については賛成が41.6%しかなかったものの、明らかな反対意見は14.3%にとどまった。

 一方で、南北平和のための支援については49.6%と米軍撤退賛成に比べ低く、これに対しハンギョレ新聞は反米雰囲気が高まっているものの、いまだ社会全体を覆っている保守的な雰囲気に10代が少なからぬ影響を受けているのではないかとの分析をしている。

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