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団体賞を受賞した「統一評論」編集長が参加

米・ロスで第1回民族言論賞授賞式

 在米のインターネットニュースサイト「民族通信」が創刊3周年を記念して制定した「民族言論賞」授与式が5日、ロサンゼルス市内で開催された。「民族言論賞」は祖国の統一のために格別な言論活動を行っている団体と個人が対象。式には団体賞に選ばれた日本の月刊雑誌「統一評論」の崔錫龍編集長、個人賞のハンギョレ新聞・朴ヘジン記者夫婦をはじめ、在米の各界代表150人が参加した。

 受賞者たちに賞杯と賞金が授与された後、崔編集長が「6.15時代の海外同胞たちの役割」、朴記者が「韓国言論の実情」と題して講演。ほかにも祝辞や祝電の紹介、サムルノリや歌の公演が行われ、最後には参加者全員が「われらの願い」を合唱するなど終始、統一への熱い思いに包まれた。

 「統一評論」は、李承晩政権を打倒した「4.19」1周年に際し、祖国の統一を願う在日同胞有志たちによって創刊された統一問題専門雑誌。41年間、「民族統一」を編集方針としてきた。日本、北南朝鮮、米国、欧州、中国など世界各地で読まれている。

 「統一評論」=〒112―0001 東京都文京区白山4―33―14 TEL 03・5800・5101

永南委員長、ラオス政府代表団と会見

 最高人民会議常任委員会の金永南委員長は13日、訪朝中のラオス政府代表団(団長=ウォラチット首相)と万寿台議事堂で会見した。李光根貿易相、金英日外務次官、シハポム駐朝ラオス大使らが同席した。

 席上、ウォラチット首相は、ラオスと朝鮮両国間の協力は各分野にわたって活発に行われていると述べながら、次のように指摘した。

 ラオスは理念の共通性に基づいて、両国間の協力関係をさらに発展させていく。

 ラオス人民は朝鮮人民が祖国の防衛と社会主義建設において大きな成果を上げていることを、わがごとのようにうれしく思っている。

 社会主義の道にすすんでこそ人民が幸福になり、国が富強になる。社会主義朝鮮が引き続き発展するよう希望する。

 同代表団は滞在期間、西海閘門、チュチェ思想塔などを参観し、大マスゲーム・芸術公演「アリラン」を観覧。14日に平壌を出発した。(朝鮮通信)

中国、マレーシアと科学技術協力文書調印

 朝鮮と中国政府間の科学技術協力委員会第38回会議の議定書が14日、平壌で調印された。

 調印式には、朝鮮側から朴承彩科学院副院長ら関係者、中国側から呉忠澤科学技術次官を団長とする中国政府科学技術代表団メンバーが参加し、朴副院長と呉次官がそれぞれサインした。

 また、朝鮮とマレーシア政府間の科学技術協力に関する了解文が9日、クアラルンプールで調印された。李光濠科学院長とヒーンディン科学技術・環境相が当該の文書にそれぞれサインした。(朝鮮通信)

女子58キロ級で優勝

アジア重量挙げでリ選手

 平壌15日発朝鮮中央通信によると、カタールで行われた第1回アジア重量挙げマスターズ選手権で朝鮮のリ・ソンヒ選手が女子58キロ級に出場し優勝した。

 リ・ソンヒ選手はスナッチ100キロ、ジャーク130キロを挙げてそれぞれ1位となり、トータル230キロで優勝した。(朝鮮通信)

日本は過去の清算を

朝鮮中央通信論評

 11日の朝鮮中央通信は、3、4の両日に平壌で行われた「日本の過去の清算を求めるアジア地域シンポジウム」で、朝鮮をはじめとするアジア諸国を侵略して働いた旧日本の犯罪が全面的に明らかにされたことを論評し、次のように指摘した。

 日本の過去の犯罪行為の問題は、昨日や今日、論議されたものではなく、久しい前から被害国のみならず、国連や各国際機構と非政府組織で重大なものとして取り扱われてきた。

 日本が働いたすべての犯罪行為は、その重大さと反人倫的性格からして必ず謝罪、清算が行われるべきである。

 ドイツは戦争責任を国家の名義で公式謝罪し、被害国だけでなく個人まで被害の対象と定めて600億ドル以上を支払い、追加的な補償措置を引き続き取っている。イタリアと戦時、ドイツに追従した国はむろん、中立国、戦勝国までも戦時犯罪に対する責任の所在について公式に明らかにし、清算したか清算している。

 日本は、過去の犯罪行為に対する誠実な謝罪と補償をすることが日本自身にとって重要な選択になるということを肝に銘じ、過去の清算に対する正しい政治的決断を下すべきだろう。(朝鮮通信)

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