金正日総書記の６０歳の誕生日に際して祖国を訪問し、総書記と８時間近くも席をともにした総聯千葉県本部の宋岩佑委員長の手記「金正日総書記とお会いして」のなかで宋委員長は、総書記が主催した宴会について触れ、「宴が盛り上がり、私たち一行が合唱しようとした時、総書記は椅子から立ち上がってともに歌い、皆が踊り出した時にはその場で肩でリズムを取りながら踊るなど、宴会場は総書記の豊かな人間像を知る感銘深い場になりました」と紹介している。

　また、「今回の訪問で印象深かったのは、祖国の人々が何年間も続いた経済的困難から脱し、社会主義建設に新しい決心を抱いて立ち上がっているということです」と、朝鮮の人々の姿を描写している。

　県下の千葉朝鮮初中級学校の活動なども掲載され、読み応えがある内容だ。