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「民族教育発展の源泉に」
東京で祖国からの教育援助費と奨学金45周年記念大会 金日成主席と金正日総書記が民族教育の発展と在日同胞子女のために送ってくれた教育援助費と奨学金が今年、45年になることを記念した在日本朝鮮人中央大会が18日、北区十条の東京朝鮮文化会館で行われた。総聯中央の徐萬述議長、許宗萬責任副議長をはじめとする各副議長、関東地方の朝鮮学校教員、生徒、活動家と同胞らが参加した。 大会で報告をした徐萬述議長は、祖国解放後の朝鮮学校の状況と祖国の実情について詳細に述べながら、1957年4月8日、金日成主席が在日同胞子女のために送ってくれた第1回目の教育援助費と奨学金は民族教育発展の源泉になったと強調した。今日まで祖国から送られてきた教育援助費と奨学金は148回、総額448億6656万3000円に達する。 大会後、関東地方の朝鮮学校児童、生徒たちによる公演、教育援助費、奨学金の恩恵を受けた同胞へのインタビューが行われた。 「立派で独特なアリラン」 世界観光機関事務局長 最高人民会議常任委員会の金永南委員長は17日、万寿台議事堂で世界観光機関のフランジアリ事務局長と会見した。 席上、事務局長は朝鮮を初めて訪問して深い印象を受けたと語った。 また事務局長とその一行は同日夕、平壌のメーデースタジアムで大マスゲーム・芸術公演「アリラン」を観覧した。 観覧後、事務局長は記者会見し、「アリランのように立派で独特な作品、公演は初めて見た」と感想を述べた。(朝鮮通信) 金永南委員長、中国・軍縮代表団と会見 金永南委員長は16日、万寿台議事堂で中国人民平和軍縮協会代表団(団長=何魯麗同協会会長・全国人民代表大会常務委員会副委員長)と会見した。朝鮮平和擁護全国民族委員会の文在譜マ員長と武東和・駐朝中国大使らが同席した。 席上、何団長は両国の最高指導者の相互訪問は中朝友好関係を新たな段階へと発展させる契機になったと指摘し、金正日総書記の指導のもと、朝鮮人民が強盛大国建設と国の統一をめざすたたかいで成果を収めるよう願うと語った。(朝鮮通信) 崔泰福書記、丹東市委員会代表団と会見 朝鮮労働党政治局委員候補の崔泰福書記は16日、中国共産党遼寧省丹東市委員会代表団(団長=蔡哲夫・丹東市党書記)と会見した。 席上、蔡団長は「アリラン」公演を鑑賞し、朝鮮人民が強い組織力と団結力を持つ、勇敢で勤勉な人民であることを強く感じたと語り、中朝両国人民間の友好関係発展のため積極的に努力していきたいと強調した。(朝鮮通信) 第7回全国発明・新技術展覧会閉幕式 2月21日から開催されてきた第7回全国発明・新技術展覧会が15日終了し、平壌の3大革命展示館で閉幕式が行われた。式では科学技術と人民経済発展に寄与する成果を収めた単位、個人に対し表彰が行われた。 展覧会には全国の科学者、技術者、発明家たちの1500余種、数千余の新技術の成果が実物のほか、模型、図解で出品された。(朝鮮通信) スイス政府の人道協力物資寄贈式 スイス政府が人道協力物資として朝鮮に提供する冷凍牛肉の寄贈式が18日、黄海南道沙里院で行われた。 寄贈式には、朝鮮水害対策委員会の李容錫副委員長ら関係部門の活動家、訪朝中のスイス外務省協力総局のダネッカー副総局長とスイス協力代表団、駐朝スイス外務省協力総局調整事務所のミュラー代表らが参加。演説が行われた後、ダネッカー副総局長と李副委員長が当該の文書を交換した。18日の朝鮮中央通信は「今回、スイス政府がふたたび人道協力物資を提供したのは、自然災害の悪影響を克服するための朝鮮人民の努力を鼓舞するものになる」と指摘した。(朝鮮通信) 全的に南側当局に責任 金剛山実務接触流産と関連し北側民和協代弁人談話 北側の民族和解協議会スポークスマンは17日、北南団体間の6.15共同宣言発表2周年記念民族統一大祝祭をはじめ、今年行う各統一行事を協議、確定するために14、15の両日、金剛山で予定されていた実務接触が流れた責任は全的に南側にあるとの談話を発表した。 そのなかでスポークスマンは、南朝鮮で北が招請状を送ってこなかったため実務接触が流れたかのような内容の報道が行われているが、それはまったくの偽りでありわい曲されたものであると指摘した。 そして、事実は南朝鮮・統一部が招請状を送った「経路」を問題にして、われわれが送った公式招請状を認めることができないと、南側代表たちの金剛山への道を阻んだことにあると明らかにし、南側当局の反統一的行為を批判しながら、そのような行為を即時中止するよう求めた。 談話は最後に、われわれはすでに各北南団体間で合意した通り、今年の6.15民族統一大祝祭などの統一行事を推進するために誠意ある努力を尽くす、と強調した。 |