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教育と生活奉仕を柱に
総聯中央委員会第19期第2回会議 総聯中央委員会第19期第2回会議が21日、東京・千代田区の朝鮮会館で行われ、民族教育事業と同胞生活奉仕活動を全同胞的な運動として押し進めるための課題と対策を討議、決定した。 会議には、総聯中央の徐萬述議長、許宗萬責任副議長をはじめとする各副議長、中央委員らが参加した。 徐萬述議長が「民族性を守り、教育文化事業と同胞奉仕活動において新しい転換と発展を遂げるために」と題して報告を行った。 「民族性を守ることは、在日同胞社会の存亡を左右する根本問題」と述べた徐議長は、日本の反動勢力は在日同胞の民族性抹殺の標的を総聯に定め、弾圧を課していると強調。いまこそ、すべての在日同胞が一丸となって同胞社会とわが民族を守る運動に立ち上がろうと呼びかけた。 また、今後総聯は民族団体としての自身の任務を遂行するため、教育文化事業と同胞生活奉仕活動を愛族愛国事業の柱に定め、活動していくと強調した。続いて14人が討論し、徐議長の報告が会議の決定として採択された。 崔泰福議長、シリア議員代表団と会見 最高人民会議の崔泰福議長は19日、万寿台議事堂でシリア人民議会議員代表団(団長=サード・シリア朝鮮親善議員団委員長・人民議会書記長)と会見した。廉順吉・朝鮮シリア親善議員団委員長(朝鮮職業総同盟委員長)、駐朝シリア臨時代理大使が同席した。 また20日、朝鮮とシリア親善議員団間の会談が万寿台議事堂で行われ、友好協力関係の発展と相互関心事について意見交換した。(朝鮮通信) 白南淳外相らロシア訪問へ平壌出発 ロシアを訪問する白南淳外相一行が20日、平壌を出発した。空港で弓錫雄外務次官とカルロフ駐朝ロシア大使が見送った。また、林業省代表団(団長=全明国次官)が17日、ロシア訪問のために平壌を出発した。(朝鮮通信) 女性同盟、管弦楽団代表団中国訪問へ 中国を訪問する朝鮮民主女性同盟代表団(団長=李英姫副委員長)、平壌・尹伊桑管弦楽団(団長=崔昌一・尹伊桑音楽研究所所長)がそれぞれ20日、列車で平壌を出発した。平壌駅で武東和・駐朝中国大使らが見送った。(朝鮮通信) 朝鮮イラン友好週間平壌で開幕式 朝鮮イラン友好週間開幕集会が17日、平壌で行われ、崔正煥・対外文化連絡委員会副委員長、ミアンジ駐朝イラン大使らが出席。 集会で演説した崔副委員長は、朝鮮人民は帝国主義勢力の侵略と干渉に反対し、国の自主権と平和を守るための正義の偉業遂行においてつねにイラン人民とともにおり、友好協力関係を拡大、発展させるため全力を尽くすと語った。 また、ミアンジ大使は両国が相互往来をして諸々の契約、合意書、協定に締結している事実に触れながら、朝鮮との友好関係を拡大、発展させ、祖国統一のための闘争を積極的に支持すると強調した。 集会後、参加者たちはイランの劇映画を鑑賞した。(朝鮮通信) 第3回アジアジュニア柔道で2つの金 平壌19日発朝鮮中央通信によると、シリアのダマスカスで行われた第3回アジアジュニア柔道選手権大会女子52、57キロ級でパク・ミョンヒ、ホン・オクソン選手がそれぞれ優勝、金メダルに輝いた。 また男子60、女子45、48キロ級でホン・チョルジュン、キム・ソングム、パク・ソンオクがそれぞれ3位となり、銅メダルを獲得した。(朝鮮通信) 取材せずでっち上げ 「高麗ホテルで兵器取引」朝鮮中央通信論評 【平壌20日発朝鮮中央通信=朝鮮通信】米国のワシントン・タイムズ4月16日付に、ロンドンのデーリー・グラフ紙のマックロイ記者が書いた「平壌ではびこるウィスキーと兵器」と題する記事が掲載された。 この記事には、平壌高麗ホテル44階の円形食堂が「兵器取引商人の集合場所になっていて、中東とアフリカ諸国の顧客でごった返している」といった途方もない資料でわれわれを中傷しようとする政治的意図が反映されている。 これに関してはっきりといえることは、マックロイの記事が米国と英国の不純勢力の政治的注文によって書かれたでっち上げの記事であるということだ。 調べてみるとマックロイはさる3月、「アリラン」公演視察団の一員として初めて訪朝したが、普通江ホテルに滞在し、高麗ホテルには行っていない。 記者が直接取材、確認もしないで知りもしない対象について事実であるかのように記事を書くというのは、言論の初歩的常識もなく、言論人の職業倫理にも背く背徳行為にほかならない。 さらに問題なのは、世界最大の兵器商人であり大量殺りく兵器の拡散者である米国のマスコミが、こうしたでっち上げを真実であるかのように流していることだ。 その目的は、朝鮮に「兵器商人」のレッテルをはって国際的イメージをダウンさせ、われわれを孤立、圧殺するための世論を増幅させることにある。 |