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「大好き!ウリノレ」

在日同胞福祉連絡会、障害者向けの音楽サークル開講

 在日同胞福祉連絡会が先月から始めた同胞障害者向けの音楽サークルが19日、東京・北区の東京朝鮮文化会館で行われ、10〜36歳の同胞障害者7人が民族の歌と楽器に親しんだ。朝鮮大学校教育学部の学生と東京、埼玉、神奈川の同胞ら30余人がボランティアとして参加し、送り迎えや楽器の演奏など障害者をサポートした。

 音楽リーダーの成基香さん(朝大大学院、23)のエレクトーン伴奏に合わせ、まずはウリマルで自己紹介。続けてチャンゴやプッなどの民族楽器、ドラムやハンドベル、トーンチャイムなど約30種の楽器から好きなものを選んで「チョソネノレ(朝鮮の歌)」のワンフレーズを各自練習。最後にはボランティアたちも含めた参加者全員で合奏した。

 練習後、任徳壎くん(高1)は、「太鼓をどんどん叩いてチェミイソッスムニダ(おもしろかったです)」と、皆で1つの音を作り上げた喜びで顔をほころばせていた。サークルは月1 回で次回は6月16日。

朝ロ両外相が会談

02-04年交流計画書調印

 ロシアを訪問中の白南淳外相とイワノフ外相との会談が21日、モスクワで行われ、朝鮮側から白外相一行とロシア駐在大使、ロシア側からイワノフ外相と外務省関係者が出席した。会談で双方は、両国間の友好・協力関係をさらに発展させる問題と、相互の関心事について意見を交換した。

 また、朝鮮外務省とロシア外務省間の2002―2004年交流計画書が同日、モスクワで調印された。

 調印式では両外相が交流計画書にサインした。白外相一行は23日、帰国した。
(朝鮮通信)

全面、活力ある発展を

ロシア外相が宴会

 イワノフ外相は21日、白南淳外相一行のために宴会を開いた。

 宴会で演説したイワノフ外相は、2000年7月と2001年8月の両国最高首脳の対面は、ロ朝関係の発展のための新しく大きな契機になったと語り、次のように指摘した。

 今回の外相会談は、全分野の関係をさらに発展させようとする双方の一致した意志を見せつけている。

 6.15共同宣言をロシアは全的に支持している。宣言は朝鮮半島の平和と安全のみならず、ロシアの安全のためにも重要である。ロシアは朝鮮半島の安定に特別な意義を付与している。

 これに対し白外相は、今回の対面と会談で双方は、朝ロ国家間条約と共同宣言において明示された合意を徹底的に履行していくことと、相互関心事となる問題について意見を交換し多くの点で見解の一致を見た、と次のように強調した。

 最高首脳部間の厚い親交関係に基づく朝ロ関係を拡大、発展させていくことは、両国人民の根本利益と戦略的利害関係に全的に符合するばかりか、アジア太平洋地域と世界の平和と安全保障にも大きく寄与する。

 今後、朝ロ関係の全面的かつ活力ある発展のためにロシアと積極的に協力していくだろう。(朝鮮通信)

国連朝鮮代表、イスラエルの軍事行動は侵略

 国連のパレスチナ情勢に関する第10回緊急特別総会で7日、朝鮮代表が演説し、イスラエルが取った横暴な軍事行動はパレスチナの自主権に対する侵害行為であってとうてい容認できないと指摘。また、この行動は現在のパレスチナ民族当局を除去してパレスチナ人民の偉業を終局的に抹殺するための侵略行為であると糾弾した。

 そしてイスラエルに対し、軍事的侵略を即時中止しヨルダン川西岸地域などパレスチナ自治地域から武力を撤退させ、パレスチナ側との和平協議に速やかに臨むよう求めた。(朝鮮通信)

民族同士、団結・統一を

内外青年学生決起大会

 平壌19日発朝鮮中央通信によると、今年をわが民族同士、団結と統一を促進する年に輝かせるための内外青年学生決意大会が平壌、ソウル、東京でそれぞれ開かれた。

 各大会では、祖国統一汎民族青年学生連合北側、南側、海外本部から大会参加者たちに寄せられた連帯の辞が読み上げられた後、演説が行われた。

 演説では、今年、6.15統一行事を成功させ、団結と統一を促進する飛躍の年に輝かせるために歴史的使命と任務を遂行していくことなどが強調された。

 各大会では共同決議文が採択された。(朝鮮通信)

祖国統一祈願し北南仏教徒同時法会

 仏紀2546年聖誕節奉祝祖国統一祈願北南仏教徒同時法会が19日、朝鮮各地の寺院で行われ、朝鮮仏教徒連盟中央委員会傘下の各道、市、郡委員会教職者、当該寺院の住持と僧侶、信徒が参加した。

 同時法会では、礼式に続き共同発言文の朗読、南朝鮮仏教宗団協議会会長のあいさつ伝達、そして演説が行われた。

 演説では、北と南、海外すべての仏教徒が全朝鮮民族とともに6・15共同宣言を履行するための実践行動に積極的に立ち上がることなどが強調された。(朝鮮通信)

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