日本市民がサムルノリ披露
同胞女性の朝鮮語講座メンバー 埼玉・鴻巣市
「第10回常光公民館まつり」が5月19日、埼玉県鴻巣市常光公民館で行われた。同館で行われるさまざまなサークルが出演するなか、埼玉県在住の金栄淑さん(49)が毎週講師を務める「ハングルサークル」のメンバーも舞台に上がった。受講する15人の日本市民がサムルノリを披露。民族衣装を身にまとい、「アリラン」のメロディーに合わせながら、チャンゴ、プク(朝鮮の太鼓)を叩く日本人の姿に、観客からは大きな拍手が起こった。
同サークルではウリマル講座のほか、朝鮮料理や民族楽器の演奏など朝鮮文化を幅広く教えている。同館側から依頼され、数年前から講師を始めた金さんは、「受講者は埼玉初中で行われるバザーや同校オモニ会が主催する各種講演などにも参加するなど交流を深めている。これからも日朝友好のかけ橋となっていきたい」と語っていた。 |